自分の土地だと思っていた土地が人の物だった
100年ほど前から代々自分の土地として暮らしていましたが、土地の売買のため調べたところ隣の家の方の所有地だと分かりました。固定資産税は隣の方が払っていました。そこで質問ですが、今後土地の所有権はどうなりまか、それと今まで隣の方が支払った固定資産税を私が返済する義務はあるのでしようか。回答よろしくお願いいたします。
税理士の回答

隣地の方から無償使用させていただいていた、というのが実態になりましょうか。であれば、固定資産税等100年分の内、当事者間でまあこの程度だろう、と思える額をお支払いされても宜しいのかとは存じます。
争い、となると別途異なるアプローチが生じますが、穏やかに、円満に追えるのが宜しいのかとは存じます。
争いの際は弁護士の方へのご相談を。

岡本好生
民法162条に占有時効という規定があります。所有の意思を持って平穏かつ公然に他人のものを占有することによって所有権を時効により取得できるというものです。
すでに何らかの権利が発生しているように見えますが弁護士さんにご相談した方がいいですね。
回答ありがとうございました。土地の所有権は、こちらに譲っていただけそうです。この場合固定資産税は何年分返済するのが妥当ですか。
よろしくお願いいたします。

岡本好生
これは先方との交渉次第ですが、民事債権は10年で消滅しますので、10年という期間は双方納得しやすい、話し合いの際のベースになるかもしれません。
ありがとうございました。
とても参考になりました。
本投稿は、2018年08月03日 15時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。