償却資産税について
今年から償却資産税の申告書が”全資産申告”のハンコを押印されて
送られてきました。
今まで前税理士さんにお任せしていたので申告されていると思っておりました。
申告書が届いたので前税理士に連絡をとったところ顧問契約は切れていますので
答えられないとの事でした。ただ最後に額面が小さいものをピックアップして
申告すればいい。早々バレるもんでもないからとの捨てゼリフを吐いて電話を
切られました。
こちらとしては気持ちが悪いので今回からは正直に申告を行うつもりでは
いるのですが、相当前からの資産もあり何年間遡られるのか不安で仕方ありません。
気持ちは正直に申告したいのですが償却資産税の額が全期間を遡られると、かなりの
ものになりそうなので、どうしていいか迷っております。
アドバイスをお願いいたします。
税理士の回答

長谷川文男
たくさん資産があるのでしょうか?
償却資産は、免税点が(各年)150万円と高く、この金額は取得価額ではなく評価額です。評価額は、減価償却の定率法の計算に近く、評価額の最低は取得価額の5%です。
税率は1.4%が標準ですから、金額にもよりますが、思ったより課税を受けないことも多いと思います。
早速のご回答ありがとうございます。
建設業の為、課税標準額150万は軽く超えると思われます・・・。
何年分遡られるでしょうか・・・?

安島秀樹
もともと払わなくてはいけない税金なので払ったほうがいいです。
役所に電話すれば、役所で帳簿をもっていて、くださいといえば送ってくれるので、前の税理士さんがどういう申告をしていたのかすぐ分かります。
ふつう5年分課税されます。いまは税理士さんはいないのですか。やってくださいと言えば対応してくれると思います。自分でやってもそんなにたいしたことないです。申告書ということでなくても、固定資産の売り買いのデータを渡せば、役所で計算してくれます。
ご回答ありがとうございます。
こちらも任せていると甘えてしまいどういった状況で申告されているかなど
目を背けていた部分もあり前の税理士さんの怠慢が全てとは思っていません。
なので納税者側の責務として払うべきものは払うものとし、これからはキッチリ申告します。
もし5年分の遡及なのであれば逆にありがたいですが、相手方の対応が5年分だけで
済ませてくれる事を祈るばかりです。とりあえず償却資産対象物については今までのものを
全て掲載して結果は相手に委ねる方が良いということでしょうか?

安島秀樹
はいそれでいいと思います。
法人税用の固定資産台帳を渡せば、それで計算してくれると思います。
5年は時効期間なのでそれ以上はないです。
本投稿は、2020年01月28日 15時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。