固定資産税が3倍に値上がりしました!対策方法はありますか?
亡き父名義のまま空き家解体をしたところ(市からの通達を受けて)、更地になり固定資産税がおよそ3倍になって納付書が届きました。確か、危険空き家を増やさないために家が建っていてもいなくても税制面でおおきな差を無くすような法改正がなされたような気がしていたので驚いているのですが、家を取り壊すとこんなにも固定資産税が増えてしまうのですか?遺産分割協議がまだしばらくかかりそうであと何年も高額な税金を支払うことができそうになく、困っております。何か固定資産税を下げる方法などありませんでしょうか?よろしくご教示をお願いいたします。
税理士の回答

境内生
解釈が逆で空家対策特別措置法に基づいて勧告を受け、解体したために固定資産税の特例も解除されたと考えられます。固定資産税の減額特例はその土地の上に住宅用建物があることが前提ですので、一般定期借地契約で他者が住宅を建てる場合、ご自身で住居を建てる場合、ご自身で賃貸用住宅を建てた場合には減額の対象になります。店舗や倉庫は減額の対象にはなりませんのでご注意ください。固定資産税は年に1回の課税ですので早めに遺産分割協議を終え、建築、売却、駐車場としての活用等をご検討ください。いずれにせよ、遺産分割協議が終了しないとなにもできません。
ご回答いただき有難うございました。相手があることで遺産分割協議がなかなか進まないのがやっかいなのですが早くしなければならないですね。そのことを久しぶりに実感できました。
本投稿は、2020年05月02日 20時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。