法人名義の土地に個人名義の住宅
現在小さな建設会社を経営しています。
この度、法人名義で500㎡ほどの土地を購入し、会社の置き場として使用し、そこに1年後くらいに個人名義の住宅を建てたいと思っています。
土地の広さからすると、半分は会社使用のままで半分は個人使用かと思います。
貸借金については顧問税理士に相談して決めようと思っています。
上記について質問ですが、その場合の固定資産税はどのようになりますか?
建築後は地目が宅地に変わるかと思いますが、上物は個人名義でも会社宛に来る土地の固定資産税は住宅用地となった固定資産税額になるのでしょうか?
また、今後住宅部分だけ会社から土地を個人で買い取ることも考えていますが、それをするなら初めから住宅建築予定分の土地だけは個人名義で購入した方が良いでしょうか?
メリットデメリットなどご教示ください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

境内生
固定資産税はその土地の利用状況によって小規模住宅用地の減額、一般住宅用地の減額が行われます。したがって、その土地の上に建築される建物が住宅であれば減額の計算の適用がございます。しかし、法人所有の土地に個人所有の建物を建てる場合には借地権課税や地代の金額によっては個人に給与課税の問題がございますので法人名義で建築され、役員社宅として借りられる場合の方がよいかもしれませんので顧問税理士とよくご相談ください。建物が法人名義でも住宅であれば固定資産税の減額はあります。資力があれば個人住宅部分は土地も個人所有にする方法もございます。メリット・デメリットですが、建物を法人名義にした場合で、豪華社宅に該当すると家賃はどれくらいになるのか?諸経費は法人経費になります。一方、個人所有土地に個人名義で建てるのであれば家賃は不要、住宅ローンを組むと住宅ローン控除の適用があります。ただし諸経費はすべて個人負担です。相続の際には特定居住用宅地等の減額330㎡の80%適用が使えます。これらを比較考慮し、顧問税理士と相談してください
ご回答ありがとうございます。
税理士にはどちらでも可能だが、どちらかと言えば建物は個人名義の方が良いのでは、と言われました。
私が代表で夫も社員になってますが、今の賃貸の一軒家も役員社宅にはしておりません。契約の名義を会社にしたいと言ったのですが、経費的にメリットがないとのこと。ほかに会社登記している賃貸アパートと社員寮はあります。
経理の状況をみてなのかはわかりませんが、自宅で事務作業しておりますが、PC部分のみ計上できるので、面倒ならばやらなくて良いとしか言われませんでした。
いろいろと疑問がありますが、顧問税理士にはなかなか突っ込んで質問できずにいました。
きちんと相談して今後のことを決めたいと思います。
本投稿は、2020年10月23日 01時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。