仮想通貨ICO投資の際の税金について
ICO投資にかかる税金についての質問です。
例えば
17年6月に5万円分のビットコインを購入しました。
17年10月にビットコインは10万円に値上がり、その全額をICOに投資しました。
18年1月に投資したICO銘柄が取引所に上場、ICO銘柄すべてを20万円で売却しました。
この時、17年の課税対象はいくらになりますか?
(17年10月時点では上場する保証もなく、上場しなければ0円です。
18年に20-5で15万円利益が出たという計算でいいですか?)
税理士の回答

2017年に5万円、2018年に10万円利益が出たとして計算します。
以下の②の段階で円で決済はしていませんが、5万円分のビットコインで10万円のコインを購入したとして所得計算を行います。
(円)→(ビットコイン)→(ICO銘柄)
① ②
おそらくICO銘柄を売却した際にはビットコイン建てだと思いますが、こちらも10万円のコインを20万円のビットコインに交換したとして所得計算を行います。
(ICO銘柄)→(ビットコイン)
③
藤本様
回答ありがとうございます。
ICOに関しては、上場しないことも考えられます。
その時に関しても②ビットコイン→ICO銘柄時に税金がかかるのですか?
(②の段階では寄付のようなもの、その後上場してはじめて価値が出ると思うのですが。)
ICO銘柄が以下の場合、課税は変化しますか?
(a)18年1月に上場
(b)18年3月以降(17年確定申告以降)に上場
(c)17年12月に上場
(d)上場しない(プロジェクト失敗、上場の知らせ全く無し等)

10万円相当のコインを購入できるという観点から、原則として②の時点で課税となります。
上場して換金できる、上場に失敗して換金できないというのは関係ありません。
ICO投資もビックカメラでの家電購入も同じで、5万円で購入したビットコインで10万円でテレビを購入した場合にも差額の5万円について課税が行われます。
本投稿は、2018年02月10日 21時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。