ビットコインなどの暗号通貨投資で得た収入について
ビットコインなどの暗号通貨投資で得た収入について税金をどのように収めれば良いのか質問です。
私はサラリーマンであり、副業でアフィリエイトをしているため会社からもらう給料以外にも収入があります。
アフィリエイトの収入だけで、確定申告が必要な所得があるので確定申告をしています。
暗号通貨投資で得た収入も、アフィリエイトの収入と同じように雑所得で申告すれば良いものなのでしょうか?
税理士の回答
ビットコインといった暗号通貨投資で得る収入については、その起因となる取引(売却や交換)の頻度によって所得の区分が変わってくるようです。具体的にいえば、何回も取引することにより得た収入は雑所得(取引の規模が大きい場合には事業所得)となり、この回数が極めて少ない場合には譲渡所得となります。
両者の取扱いの違いは、譲渡所得の場合には年間の全取引収支に関して50万円の特別控除が適用され、これのない雑所得に比べてその分が有利となる点です(所有期間が5年を超える場合は一層有利となりますが、そのようなことは現実にはないと思われます)。
したがって、取引回数が極めて少ないといった特殊な場合でないのであれば、副業のアフィリエイトと同じく、雑所得として申告しておけば問題ありません。なお申告に際しては、取引の状況をしっかり記録に残しておくことが大切となります。
回答ありがとうございます。勉強になりました!
本投稿は、2017年05月30日 17時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。