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新規取得予定の不動産を共同所有すべきか?/取得に伴い確定申告は税理士に依頼すべきか?

親から相続した土地に戸建てを建築中で、来月完成予定です。そこで大きく2点お尋ねしたいことがあります。
①建物について、夫婦共同名義にすべきか、夫の単独名義にすべきか。持分比率の違いにより税金面でのメリデメがどう変わるか。(相続面も含めて)
②確定申告は例年自分達で行っているが、建物取得により難易度的に税理士さんにお願いした方が良いか。
以下、条件となります。
・夫婦ともに66歳
・土地所有は私(妻)です
・新築費用3,000万のうち、1,000万のローンを夫の単独名義で組む予定
・土地建物とも将来的には子供に相続予定
・現在、築33年の自己所有のマンションに住んでいるが今後も売却意思はなし
・不動産以外の資産は2人であわせて5,000万。
・夫は今年3月に定年済で期限未定で元の仕事(研究職)を続けており見込み年収は500万
 →来年度以降、減収する場合は年金受給申請予定
・妻は年間70万の年金受給中

税理士の回答

①建物の名義は、資金の負担割合にしないと贈与になります。
ただし、婚姻期間が20年以上の夫婦間で、贈与を受ける側の居住用であれば、つまり、戸建てに住むのであれば贈与税の配偶者控除2,000万円があり、贈与税はかからないでしょう。(申告は必要です、来年3月15日までに住む必要があります。)

相続面では、子供さんの人数やそれぞれの資産の額にもよりますが、互いに配偶者の税額軽減という制度があり、1億6,000万円までは相続税がかかりません。

②ご主人が住み、ローンが10年以上であればローン控除が使えます。
それを踏まえても、税務署に相談しながらで申告はできるでしょう。
もちろん、税理士に依頼する方が安心できるという考え方もあります。

早速に回答頂き 有難うございます。
すみません、お伝えできていないことが2点あります。
そこをふまえて 再度アドバイス頂けますでしょうか?
①建物の名義の2つの場合について(土地既には妻名義)
[a] 建物部分のみ共有名義にする場合は 夫も私も持分の割合に応じて それぞれの資金をな
支出することにしています。(私も以前働いていましたので)
  因みに私の支出上限は 600万円です。
  この持分比率による税金面での(相続等を含めて)メリットとデメリットをお願い致します。
[b]建物は全て夫名義にする方が 税金面で良いのでしょうか?
但し[a][b]いずれの場合も ローンは夫名義で借ります。

②子供は2人。共に成人して独立して生活している娘と息子です。

①建物の名義は、資金の負担割合にします。

ローンの返済が夫なので、1,000万円分は最低でも夫にする必要があります。
夫が戸建てに住むのであればローン控除がありますが、これは銀行のローンが10年以上の場合です。
10年未満でローン控除が受けられないケースは、持分による有利不利はないでしょう。

相続税では、先に亡くなった人の相続人が3人で、基礎控除が4,800万円。それ以内なら相続税はかかりません。
次に亡くなった人の相続人は2人で、基礎控除が4,200万円。

何度もお答え頂き、有難うございました。
頂いたお答えを参考に手続きを進めていきたいと思います。

本投稿は、2022年10月30日 02時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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