外貨預金の利子に対する税金について
以前海外に住んでいて、そこでの生活費用として現地の銀行に預金していました。
また戻る可能性もあるかもと口座はそのままにして帰国し、6年ほど経ちます。
最近その国の経済情勢が不安定で銀行の倒産もあったと聞き、万が一のために日本国内の銀行に全額移そうと思っているのですが、新興国で利子が高いため、金額がかなり増えています。
このHPの過去の質問を読んだところ、自分の口座から移す場合は税金はかからないという回答がほとんどですが、銀行のHPなどには利息や為替差益には税金がかかると書いてあります。
我が家は現在諸々の事情から非課税世帯で、子どもも小さいため様々な補助を受けているのですが、この送金によって税金がかかると非課税世帯から外れてしまうのでしょうか?利子を払うことよりもそちらの方を心配しています。
ちなみに、そちらの国でも利息がつくごとに税金が10%引かれています。
送金した場合に日本で納税しなければならないのか、もし納税する場合は非課税世帯から外れてしまうのかどうか教えてください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

中島吉央
自分の預金ですから自分の口座から他の口座に送金する自体、税金はかかりません。問題は、100万円超の国外送金等をした場合には税務署が知ることになり、税金漏れがないかを調べられます。
なお、居住者が国外の銀行で外貨預金を行って利子を得た場合は、利子所得として総合課税となります。
本投稿は、2019年10月20日 22時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。