長年住んだ実家の売却に伴う課税について
この度父親と兄弟3人名義の築40年の実家を売却することになりました。
売却額2.4億円の内、父親が半分、兄弟3人がそれぞれ1/6ずつで分けることとなりました。
現在実家には父親と姉が2人で暮らしており、兄と私は実家を出てそれぞれ15年と10年。兄はサラリーマン家族・持ち家有り、私はサラリーマン独身・賃貸住まいです。
11月頃に手元にお金が入ると父から聞いておりますが、どの様な税金が掛かってくるのか、またそれに対して有効な節税手段はの様な方法が有るのかご教授頂けませんでしょうか。
よろしくお願いします。
税理士の回答
土地と家屋の両方が上記の持ち分であることを前提とします。家屋の持ち分がないと回答内容が違ってきますのでご了承ください。
皆さんの収入金額は、お父様が1億2000万円、他の方々は4,000万円となります。
取得費は、実額が不明な時は収入金額の5%になり、譲渡費用は実際に係った費用を持ち分で案分します。
上記の収入金額から取得費と譲渡費用を控除して譲渡利益を計算しますが、お父様とお姉様は、3,000万円の特別控除が出来ます。
そして、お父様とお姉様は、3,000万円特別控除後の金額に、6,000万円までの金額には14%、6,000万円超の金額には20%の税率を掛けて税金を計算します。
相談者様とお兄様は、上記の譲渡利益に20%のの税率を掛けて税金を計算します。
なお、復興特別税は省略してますのでご了承ください。
以上、ご参考になれば幸いです。
早速回答頂きありがとうございました!
兄や私の様に家を出てこれだけ年数が過ぎてしまうと、特別控除や買い換えの控除は受けられないということですね。何らかの節税手段があればと思っていたのでその点では残念ですが、お陰様でスッキリしました。後は税引き後のお金を有効に使って行く事に集中したいと思います。
本投稿は、2016年08月04日 17時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。