20万円以下の副業について
フルタイムで働いていますが、休みの日に自宅で個人のエステサロンをはじめました。
経費などを差し引くと赤字になり、それはフルタイムで働いている分のお給料から補填している状態です。
年末調整は職場でおこなっていますが、自宅サロンの方はどうすべきですか?
国民健康保険や住民税は自分で払っているので、補填している分手取りが減り支払いが難しくなりそうで…
税理士の回答

自宅サロンにて補填しているようでしたら、確定申告したほうが給与所得から事業所得を損益通算(相殺)可能となり、税金が戻る可能性がございます。是非、検討されてください。以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
ご相談のケース(規模)の副業ですと、所得税を計算する際は「雑所得」とみなされ、給与所得等の他の所得との損益通算は認められないと思われます。雑所得の赤字は所得税の計算上は「ないもの」とみなされてしまいます。
損益通算を行うためには「事業所得」であることが必要です。一般的に事業所得と認められるには、
•相当程度の期間継続して安定収入が得られること。
•儲かる可能性が十分にあること。
•相当な時間を割いて日々真剣に取り組んでいること。
•人的・物的設備が整っていること。
•エステの収入が消えると生活に影響が出ること
などが判定の要素となります。
副業に関しての今後の見通しを再検討されて、黒字が維持できる仕組みと体制を構築することが必要かと思われます。
宜しくお願いします。
本投稿は、2016年12月12日 10時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。