税制非適格ストックオプション 売却のタイミングについて
税制非適格のストックオプションを、2625円で1500株権利行使をしました。
すぐに売却しようと思ったのですが、非適格はそのまま年収に積まれると聞き、全額行使価格してよいものかわからないでおります。
まず、現時点で、2625円×1500で3,937,500円が給与所得として足されていると言う理解は正しいですか?
それと、売却した時に売却益(終値8,040円)の8,122,500円が、更に給与所得として足されるのでしょうか?
その場合、年収が大幅に上がることになり来年の税金が心配なのです。
年収は1100万円ほどです。
勉強不足でお恥ずかしいのですが、税金との関係を教えてくださると助かります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
税制非適格のストックオプションは、権利行使時に給与として課税されます。
その際の課税額は、(時価-権利行使価格)×1,500株、となります。権利行使価格というのは、権利行使の際に支払った金額のことです。
2,625円が時価で、権利行使価格が0円なら、ご質問の通り3,937,500円が給与所得となります。
また、売却の際は、
(8,040円×株数)-(権利行使価格×株数)-給与所得として課税された金額、
が譲渡所得となり、20.315%が税金となります。さらに給与所得となるわけではありません。
以上よろしくお願い致します。
ご回答をありがとうございました。
気が付かずお礼が遅れまして申し訳ございません。
大変参考になりました。
本投稿は、2017年04月23日 16時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。