日本在住者 フランスでの収入
日本在住の個人事業主です。
年に一度〜二度フランスへ行き、むこうのクライアント向けに仕事をしたいと考えております。
滞在期間は年間2週間〜長くて2ヶ月程になる予定です。
フランスのクライアントは個人が主です。
この場合の収入に関しては、日本、フランスどちらか、もしくは両国に申告が必要でしょうか?
また、申告対象となる収入額のボーダーラインなどありましたら教えていただけますでしょうか?
税理士の回答
こんにちは、
短期間のフランス出張を繰り返すだけであれば、日本の税法上は、居住者のままです。
フランスで獲得した所得も、通常の国内所得と同様、日本で所得税確定申告、納税することになります。
フランスでの非居住者の納税義務については、日本の税理士では責任持って答えられないことをお断りいたした上で、年間183日以下の滞在日数の場合には、現地で事業上の拠点を継続してもうけない限り、現地での納税申告義務がないのが、一般的な取扱です。
ただ、役務提供的な所得に関しては、日本では源泉徴収が課せられています。同様な制度であれば、源泉徴収が課せられる場合はあるかと思います。その場合には、国外所得を申告所得に加算した上で、外国税額控除という控除により税を精算することが出来ます。二重課税を解消するための制度です。
取り急ぎ回答とさせていただきます。
大変分かりやすくご説明いただきありがとうございます。
日本に関しては、日本で確定申告をするように致します。
非居住者のフランスの納税義務についてはこちらでもさらに調べてみようと思います。
ありがとうございます!
本投稿は、2017年06月20日 19時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。