共同経営における融資について
友人と二人で飲食店を開業しようと思っております
開業にあたって、日本政策金融公庫等から融資をお願いする予定ですが、そこで問題が出てまいりました
まず、私(A)と友人(B)の間で、直接融資をお願いするのはBにしようと決まっているのですが、二人の関係性は対等な立場(2人ともオーナー)にしたく、その場合、個人事業主が2人というかたちでよろしいのでしょうか
そもそも個人事業主2人で経営していくことを前提とした場合に、融資が1人というのは問題ないのでしょうか
2人共オーナー、立場が対等という中で、融資等の名義(おそらく賃貸名義も)はBの場合、どのような方法がベストなのでしょうか
税理士の回答

土師弘之
複数の個人事業者でよく行われている「共同経営」とは、民法上の「組合」(任意組合)のことをいいます。つまり、各当事者が出資等をし、出資比率に応じて、売上や不動産などを共同で実際に所有する形式です。
具体的には、決算・申告では全体の取引を持分(出資割合)に応じて按分することになります。
したがって、融資を含め外部との取引は、共同名義で行われるのが通常ですが、当事者の単独名義で行う場合には、当事者同士で「共同名義」であることを取り決めしておく必要があります。
例えば、「融資の名義人はAであるが、この融資はA・Bの共同事業のために行われたものであるから、以下のとおりの取り扱いをする。」というように、返済方法などを決めることになります。
本投稿は、2023年03月26日 09時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。