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非常勤教員をしながら個人事業主をしている場合のマイクロ法人設立のメリットについて

非常勤講師の掛け持ちをしながら個人事業主としても事業を行っています。税金の面ではそこまで大きな負担にはならないようにしているのすが国保の負担が非常に重いです。年収は全て合わせて600万程度なのに国保と国民年金で合わせて110万円ほど払っているため生活が苦しくどうにかならないものかと調べたところ、マイクロ法人というものがあることを知りました。

そこで質問なのですが
①「マイクロ法人を設立して役員報酬を最低額にすれば社会保険の負担が軽くなる」というのが1番のメリットだと思うのですが私の場合非常勤と個人事業の収入比率がだいたい8:2で非常勤のほうが多いです。この場合でも「最低額の役員報酬によって発生する社会保険料のみ」で支払いは良いのでしょうか。

②「たとえ赤字であっても法人税を支払う必要があるのがデメリット」というのも読みました。ただ、サイトによっては住民税と書いているものもあります。個人の住民税は個人の年収に対してかかるものですからそれはわかるのですがこの場合「法人税」はあくまでも会社の売上にかかる税金なので住民税は無関係ですよね?

③自宅兼事務所という形ですが青色申告では家事按分で住宅ローンの金利、持ち家の減価償却費、光熱通信費、車のリース代等が経費計上できましたがマイクロ法人を設立するとこれらは会社の経費になり上記の法人税を節約することにつながる、という考えでよろしいでしょうか。

如何せん同じような事例がどこにも掲載されていないためご教示いただければ幸いです。

税理士の回答

①「マイクロ法人を設立して役員報酬を最低額にすれば社会保険の負担が軽くなる」というのが1番のメリットだと思うのですが私の場合非常勤と個人事業の収入比率がだいたい8:2で非常勤のほうが多いです。この場合でも「最低額の役員報酬によって発生する社会保険料のみ」で支払いは良いのでしょうか。


その理解でよい。


②「たとえ赤字であっても法人税を支払う必要があるのがデメリット」というのも読みました。ただ、サイトによっては住民税と書いているものもあります。個人の住民税は個人の年収に対してかかるものですからそれはわかるのですがこの場合「法人税」はあくまでも会社の売上にかかる税金なので住民税は無関係ですよね?


会社の利益に係る。
法人にも法人税・法人事業税・法人住民税がある。
利益がない場合も、資本金1,000万以下は、70,000の法人住民税を納める。


③自宅兼事務所という形ですが青色申告では家事按分で住宅ローンの金利、持ち家の減価償却費、光熱通信費、車のリース代等が経費計上できましたがマイクロ法人を設立するとこれらは会社の経費になり上記の法人税を節約することにつながる、という考えでよろしいでしょうか。


会社と個人は全く違う生き物です。
理解の仕方が間違い。
個人の経費を=家の経費を按分のような形で、会社の経費にはできない。
もちろん家賃もできない。
法人と個人の賃貸借契約書などを作成する必要がある。

あと一点注意。
法人の経理・申告・給与の報告等、法人は個人と違って、まったく違う形で行います。
その実務が難しい。出来るかどうか。
専門家に頼むと、経費が掛かる。
よろしくご思案ください。

竹中ならあえて法人にしない。面倒です。
100万円を納めたほうが楽です。

ありがとうございました。手続きの煩雑さが個人事業主の場合と全く異なるということですね…

ありがとうございました。手続きの煩雑さが個人事業主の場合と全く異なるということですね…

そのようになります。

本投稿は、2023年08月22日 05時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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