年末調整 16歳未満の扶養親族確認 夫婦どちらに入れるか
年末調整の「16歳未満の扶養親族確認」にて、夫ではなく妻(自分)に入れた方が節税になりますでしょうか?
年収
夫 800万(2023年、2024年共に)
妻 2023年90万円 2024年350万
※育休期間 2023年初旬〜2024年中旬
共働きの場合は年収の少ない側が16歳未満の子供を扶養したほうが、住民税が0円になる条件にあてはまる可能性が高くなるとネットで見つけたためです。
また妻に入れる場合のデメリット・注意点があれば教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

岸川祐次
質問者様の収入が350万円とすると総所得金額は、
350万円ー給与所得控除額113万円=237万円となります。
一方、住民税の所得割が非課税となるためには、お子さんの扶養を入れた場合でも総所得金額を
35万円×(本人1+扶養親族1)+42万円=112万円
以下にしなければなりません。
※扶養親族が2人の場合には147万円以下
つまりご質問者様の扶養にされても住民税は0円にはなりません。
また、もしご主人の給与に扶養手当等が含まれている場合には、扶養を外すことにより手当も外される可能性があります。
児童手当については今年の10月から所得制限が撤廃されましたので影響はないと思います。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2024年11月07日 11時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。