在職老齢年金受給者の再就職にあたり、給与・請負いずれの選択が得か?
現在、不動産収入250万円、年金予定額(12月から)120万円/年。妻は非扶養者。
今般、500万円/年、給与所得・請負所得いずれの対応も可との話があります。この給与額だと年金受給停止になると思うが、給与控除(154万円)を考えると年金はもらえなくても請負にせず給与のほうが得にも思えます。さらに社会保険料の会社負担分なども考えると、どちらが得かわからなくなりました。教えてください。
税理士の回答

年金が停止となっても、給与または事業の収入が多いので、得と思います。
給与と請負を比較した場合、請負のときに154万円以上の必要経費が発生するかどうかが一つ目の判断材料になると思います。請負の必要経費が154万円までいかない場合には給与の方が説明メリットが期待できます。
また、請負の場合には国民健康保険に加入しなければならなくなり、その場合には他の所得も合算したところで保険料が計算されます。一方、給与の場合で勤務先で社会保険に加入できる場合には、給与の金額に応じた保険料になりしかも会社と折半になりますので、その点も比較の判断材料になるものと思われます。
ありがとうございます。必要経費を常識的に考えると、交通費、図書費、事務所経費程度でしょうから、自宅外に事務所を賃借しない限り100万円超えることもなさそうです。65歳までの厚生年金支払いはあっても、その分65歳以降の年金の増加まで考えると、給与のほうが良さそうですね。考えがまとまりました。
本投稿は、2018年06月09日 10時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。