賃貸併用住宅購入時に夫名義の住宅ローンを組み妻が頭金を負担する場合の夫婦での家の持分割合について
賃貸併用住宅を新築で購入し、夫婦での家の持分割合を決めるタイミングで悩んでいます。
・夫は会社員(年収660万)
・妻は産休中で現状収入なし(将来的には専業主婦になる可能性が高い)
・住宅購入額:7,000万
-住宅ローン(夫名義 但し夫婦での連帯債務):6,000万/30年
-頭金(妻負担):1,000万
・家賃収入(想定):300万/年
-経費を除く不動産所得(最大時想定):240万/年
ネット上に転がっている情報などを基に考えると、購入額の負担割合(夫6:妻1)と同じように家の持分割合も設定するのが良いのでは、と考えていますが、他にベターな選択肢があればご教示いただきたいです。
悩んでいるポイントとしては、主に下記になります。
・夫が死亡した場合に妻への相続税が莫大になってしまうリスク
→5:5にしておいた方がリスク軽減できるのでは
・より節税効果のある割合はないか
→妻の扶養控除枠を最大限に活用できるやり方など
・妻が夫の社会保険の扶養対象から外れないようにしたい
以上となります。
ご意見いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

酒屋就一
・相続税が莫大になってしまうリスク
→相続税には配偶者控除という大きな控除がありますので、相続税のリスクは少ないと考えます。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4158.htm
・節税効果
奥様の所得が240万/年の1/7とすると34万円となり、38万円以下ですので税法上の扶養でいられることになり、節税につながります。
・社会保険の扶養
奥様の家賃収入が130万円以内でしたら社会保険の扶養に入ることができます。300万/年の1/7ですので問題ないと考えます。
本投稿は、2019年03月21日 11時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。