子会社を通した外注業者への発注について
親会社/子会社(100%完全子会社)は、それぞれ中小企業基本法第2条に定めるところの中小企業者/小規模企業者のソフトウェア開発会社で、いずれも代表者は同じです。
子会社は外注業者管理(発注・支払)のみで実務は親会社社員が担当します。
契約内容は主にソフトウェア開発支援の役務提供となります。
以下の取引スキームにおいて税務的な問題はありますでしょうか?
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<顧客>
↓業務委託:100万円
<親会社>
↓業務委託:90万円…①
<子会社>
↓業務委託:70万円…②
<外注業者>
①親会社→子会社へは、一定の仕切率(上記例では10%)で発注:90万円
②子会社→外注業者へは、親会社・外注業者間で予め合意した金額を発注:70万円
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外注業者へなぜ子会社を通すのかを問われた際、合理的な説明を行うことが非常に難しいです(節税以外のメリットが考えられません)。もしも問題があるようであればすぐにも是正したく、アドバイスをいただけないでしょうか。
税理士の回答

親会社が、営業及び元請け、子会社が制作と言う形で、明確に業務を区分されていれば、特に、問題ないと考えます。
しかし、子会社の外注業者管理(発注・支払)を実際には親会社社員が行い、又、親会社・外注業者間で予め合意した金額を発注しているとなると、子会社は、ただのペーパーカンパニーに過ぎないと思います。
大変簡潔かつ明確なご回答ありがとうございました。
本投稿は、2019年06月10日 00時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。