所有するマンションを賃貸に出すことによる節税について
近々、所有しているマンション(の一室)を、月に何万円かの賃料で、親族に貸す予定でおります。諸経費や減価償却費を考えると「不動産所得」としては赤字になりますが、確定申告時に、この赤字分を給与所得から引いて(損益通算)、節税に資することは可能でしょうか?
可能である場合、確定申告時にどんな書類が必要になるのか、特に賃料の授受を証明するためにどんなものを用意する必要があるのか、御教授頂ければ幸いです。
税理士の回答

不動産所得が毎年赤字であり続けるということは、家賃の設定に恣意性があるのではないかという疑いをもたれる可能性はありますが、一般的に赤字であれば、給与所得から差し引くことはできます。
確定申告の際に賃料授受の書類は必要ありませんが、収支内訳書を作成して提出する必要があります。
このたびは、早々に適切な御回答を頂き、まことにありがとうございました。専門家の貴重な御意見、大変参考になりました。
適切な家賃設定をした上で、発生する赤字分を確定申告時に計上してみます。
本投稿は、2020年07月22日 14時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。