節税対策 消耗品購入
Web系エンジニア個人事業主です。青色専従者がひとりいます。
今期雑所得があり、このままでは来期の税金支払いが不安です。
もう10月末ですが、idecoに加入する予定です。
ほかに今からできる節税対策はありますか?
このさい普段使っているパソコン2、ノートパソコン2、サーバー1、スマホ2、プリンタ1を新しいものに買い替えようかとも思うのですが、それぞれ30万円以下なら可能でしょうか?
税理士の回答
ご質問ありがとうございます。
オルケスタ税理士法人の山下と申します。
ほかに今からできる節税対策はありますか?
個人事業主で考えられる節税の鉄板は、
◆小規模企業共済
https://www.smrj.go.jp/kyosai/skyosai/index.html
最大月に7万円、年間84万円(年払い可能)として払い、
将来年金としてもらえる制度です。
あと、国民年金の支払い、国民付加年金、国民年金基金などは、
ご検討されていますか?!
こちらも合わせてご検討下さい。
◆経営セーフティー共済
https://www.smrj.go.jp/kyosai/tkyosai/index.html
それぞれ30万円以下なら可能でしょうか?
こちらもそれぞれひとつで、30万円未満であれば大丈夫です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5408.htm
ただし、30万未満の合計額が、
総額300万円以下までとなっています。
あと、税金がどれくらいか分かりませんが、
過剰に節税すると、手元にお金が残りませんので、
そのあたりも計算しながら節税することをオススメします。
今年の事業売上600万(例年)、雑所得550万、経費は50万程度、
青色控除65万、専従者控除96万、基礎控除48万、
小規模企業共済はもう84万で3回払ってしまったので減らしたいところですが…
セーフティは去年120万払ったのですが今回は払いましょうか…
ideco(国保)最高額?入るしかないでしょうか
共済払済以外の貯金は1700万円です
どうしたらよいでしょうか…
貯金はプライベートも入れてすべてです
ざっくり計算すると、
利益600+550-50=1,100万円
控除が合計で209万円
差し引きで、891万円です。
所得税の税率は、
900万円までであれば税率23%です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
プラスで、10%の住民税がかかりますので、
合計33%となります。
よって、これから節税しようとしてお金を出した分の
33%は税金が安くなる計算となります。
このあたりを考慮して、
どれくらい節税するか、
どれくらい納税してお金を残しておくか、
今後の事業の投資(お金が必要か)をするか、
など考えてご検討ください。
本投稿は、2021年10月13日 12時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。