個人事業主変更
個人事業主の代表が死去し、娘が事業を引き継ぎます。
どこに何の書類を申告提出するか教えてください。
税理士の回答
個人事業主の代表が亡くなり、事業を娘が引き継ぐ場合には、以下の手続きを行います。
1. 先代事業主が亡くなった場合の手続き
①廃業届出書
現経営者の事業が廃止されたことを税務署に届け出ます。
②青色申告の取りやめ届出書
青色申告を行っていた場合、取りやめの届け出が必要です。
③事業廃止届出書
消費税課税事業者である場合、廃止を税務署に届けます。
④所得税及び復興特別所得税の予定納税額の減額申請書
予定納税額が過剰になる可能性があるため、減額申請が適用されます。
⑤給与支払事務所等の廃止届出書
従業員を雇用していた場合に提出します。
2. 娘が事業を引き継ぐ際の手続き
①開業届
娘が新しい事業主として開業したことを税務署に届け出ます。事業開始から1か月以内に提出する必要があります。
②所得税の青色申告承認申請書
青色申告を希望する場合には、事業開始から2か月以内に提出します。
③青色事業専従者給与に関する届出書
娘の配偶者や家族が事業を手伝う場合、給与を経費として計上するために提出します。
④消費税課税事業者選択届出書
娘が新たに課税事業者となりたい場合に提出します。
⑤許認可の再申請
特定の資格や許認可が必要な事業については、これを引き継ぐ必要があります。
税金関連
相続税が発生する可能性があるため、必要に応じて相続手続きを行います。
本投稿は、2024年11月26日 13時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。