メルカリ やよいの青色申告について
メルカリで物販を行なっております。
今年度よりやよいの青色申告ソフトを導入していますが日々の帳簿付けが正しいのか心配です。
①開業日時点で期首残高について
個人用口座のみ、昨年からの在庫が約10万円あります。
普通預金、棚卸資産に残高を入力したほうが良いのでしょうか?
開業日は1月1日です。
②日々の入力は下記で正しいでしょうか?
【仕入1】※売上金で仕入
仕入 ◯◯ 売掛金 ◯◯ 日付=購入日
【仕入2】※クレカで仕入
仕入 ◯◯ 買掛金 ◯◯ 日付=購入日
買掛金 ◯◯ 普通預金 ◯◯ 日付=引落日
【販売】
売掛金 ◯◯ 売上 ◯◯ 日付=購入者の受取評価時
支払手数料◯◯
荷造運賃 ◯◯
【別アカウントへ送金】
売掛金 ◯◯ 補助:メルカリSUB 売掛金 ◯◯
【消耗品購入】※主にクレカ
消耗品費 ◯◯ 買掛金 ◯◯ 日付=購入日
買掛金 ◯◯ 普通預金 ◯◯ 日付=引落日
【私用品購入】
事業主借 ◯◯ 売掛金 ◯◯
この内容で入力を行なっていますが事業主借が大幅にマイナスとなっています。
口座、クレカは事業用で分けておらず全て個人用です。
分かりにくい点もあるかと思いますがご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

①棚卸資産のみに残高を入力します。個人口座は、登録の必要はないです。
②以下の様になります。
仕入1】
仕入 ◯◯ 事業主借 ◯◯ 日付=購入日
【仕入2】※クレカで仕入
仕入 ◯◯ 事業主借 ◯◯ 日付=購入日
【販売】
売掛金 ◯◯ 売上 ◯◯ 日付=購入者の受取評価時
支払手数料◯◯
荷造運賃 ◯◯
【別アカウントへ送金】
事業主貸 ◯◯ 補助:メルカリSUB 売掛金 ◯◯
【消耗品購入】※主にクレカ
消耗品費 ◯◯ 事業主借 ◯◯ 日付=購入日
【私用品購入】
仕訳は必要ないです。
ご回答ありがとうございます。
①について
棚卸資産へ在庫金額を入力でよろしいですか?
②について ※説明不足がございました。申し訳ございません。
【仕入1】【私用品購入】
メルカリ売上金をそのままメルカリ内で仕入・私用品を購入しています。
その場合でも仕入貸方:事業主借、私用品:仕訳不要でよろしいですか?
【別アカウントへ送金】
販売メインのメルカリアカウント売上金→メルカリSUBアカウントへ仕入用資金の送金です。
現金、クレカ等での送金ではありませんがこの場合でも借方:事業主貸ということでしょうか?
【クレカ使用時】
購入時のみ、引落日の仕訳は不要なのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

②以下の様になります。
(仕入1) (仕入)xxxx (預け金)xxxx
(事業主貸)xxxx
(別アカウントへ送金)
(預け金)xxxx (売掛金)xxxx
(クレカ使用時)
購入時のみ、引落日の仕訳は不要になります。
①について
棚卸資産へ在庫金額を入力で良いですか?
②について
私用品は売上金を利用しても仕訳不要でよろしいですか?
PayPayフリマでも物販しております。
そこで発生した売上金をPayPayフリマ内での仕入や街中でのプライベート品購入などに充てています。その場合の仕訳方法も教えていただけないでしょうか?

①在庫資産へ在庫金額を入力します。
②以下の様になります。
-使用品について
(事業主貸)xxxx (預け金)xxxx
-Paypayフリマ
(仕入)xxxx (預け金)xxxx
(事業主貸)xxxx (預け金)xxxx
仕訳をしたところ、事業主借が大幅にマイナスとなっていますがこれはこのままでよろしいのでしょうか?

事業主借が多くなっても問題はないです。
確定申告時はマイナスのままで大丈夫ということでしょうか?

事業主借勘定の残高が貸方残高になっていれば大丈夫です。
貸借対照表ですと
期間借方87,672 期間貸方27,576 期間残高-60,096 です。
貸方残高になっていればという意味がよくわからないのですが上記の状態で大丈夫なのでしょうか?

貸方残高が-60,096円は、おかしいです。プラスにならないと正しくないと思います。
メルカリ内での売上金を使った私用品購入の仕訳を修正しました。
※全て 借方/事業主借 貸方/売掛金 で処理していました。
事業主貸 借方86,564 貸方852 残高85,712
事業主借 借方1,108 貸方26,724 残高25,616
以上のようになりました。これは大丈夫でしょうか?

事業主貸が借方残高、事業主借が貸方残高であれば大丈夫です。
事業主貸が借方残高、事業主借が貸方残高でプラスであればということでしょうか?

相談者様のご理解の通りになります。
帳簿作成は仕訳入力しか行なってないのですがこれだけで大丈夫なのでしょうか?
他に行なっておくことや注意点などございますか?

やよいの青色申告ソフトで仕訳入力されていれば、確定申告のための貸借対照表、損益計算書は自動で作成できます。そのため入力されるデータが正しいデータであることが必要になります。入力したデータの確認、各勘定残高の継続的な確認が必要になります。
各勘定残高の継続的な確認が必要。とのことですが「こういった場合は修正要」みたいなケースはありますでしょうか?
例)残高でマイナスになっている勘定があるなど

毎月データ入力のチェックを行い、金額、科目などの誤りがあれば即修正するようにすれば良いと思います。
承知しました。
データ見直ししていましたところ、【売上債権】売掛金(預け金)残高にマイナスが出ております。
借方より貸方の金額が多くなっている状況です。これは健全なのでしょうか?

売掛金、預け金残高はマイナスにはなりません。正しくない処理があります。過去のデータを調査して修正をする必要があります。
そうなのですね。
データを見直していますが残高がプラスであれば正しいでしょうか?

資産残高として残高がプラスになればよいだけでなく、残高の内訳が掴めていなければならないと思います。
内容の把握が大切ということなのですね。
見直しを行なったところ随分改善を図ることができました。ありがとうございます。
ただ売掛金がどうしてもマイナスになってしまいます。
考えられる原因としまして・・・
①昨年度よりメルカリ物販を行なっているので売上金が発生 ※雑所得で確定申告済み
②メルカリ内に売上金が残っている状態で今年度もスタート
③1月仕入分で昨年からの売上金を使用している
1月~10月分の仕訳入力の金額誤りは計算したところ恐らくありません。
上記の場合、売上金を銀行へ振り込んだ場合や仕入が多いと帳簿上はマイナスになるのかと推察しています。
実際は赤字にはなっておらずメルカリ内には売上金が常に残してあります。
このような場合はどのように処理を行なったら良いのでしょうか?

調査しても解明できない場合、金額が少額であれば事業主勘定を使用して合わせる方法もあると思います。
それはどのような方法なのでしょうか?

例えば、売掛金が僅かに足りない時は以下の様に仕訳を入れて残高を合わせることになります。
(売掛金)xxxx (事業主借)xxxx
ありがとうございます。
下記のようなケースはどうしたら良いですか?
メルカリ
①生活用動産(不用品)をメルカリで販売→売上金が発生
②店舗で仕入しメルカリで販売→売上金が発生
③①や②の売上金を使ってメルカリで商品を仕入れる
この場合はいずれも仕訳が必要でしょうか?

①生活用動産(不用品)の売上は、非課税のため仕訳は不要になります。
②(売掛金)xxxx (売上)xxxx
③以下の様になります。
①(仕入)xxxx (事業主借)xxxx
②(仕入)xxxx (売掛金)xxxx
迅速なご回答ありがとうございます。
①②の売上金は混在しているため明確に事業主借と売掛金が分別できていない状況ですがそれでも大丈夫でしょうか?

帳簿の処理としては大丈夫です。なお、帳簿は売掛金(売上)の分だけになります。不用品の売上については、別に帳簿を記帳しておくのが良いと思います。
そうしますと売掛金と事業主借を分別するのは困難なので、常に(仕入)xxxx(売掛金)xxxxで処理を行なえば良いという意味でしょうか?
不用品の帳簿付けは提出不要だと思いますので簡易的なもので良いでしょうか?

仕入については、常に(仕入)xxxx (売掛金)xxxx の処理で行います。不用品の帳簿は、簡易的のものでよいと思います。
ありがとうございます。
仕入の仕訳についてですが私は(仕入)xxxx(売掛金)xxxxで処理しています。
ただ(仕入)xxxx(買掛金)xxxxで処理している方もおられるようですがどちらも正しいのですか?
私はメルカリ売上(売掛金)が発生→売上(売掛金)を使って仕入なので貸方で売掛金を減らすという解釈をしています。

買掛金計上の場合は、以下の様な仕訳になると思います。
(仕入)xxxx (買掛金)xxxx
(買掛金)xxxx (売掛金)xxxx
①(仕入)xxxx(売掛金)xxxx
②(仕入)xxxx(買掛金)xxxx → (買掛金)xxxx(売掛金)xxxx
どちらの計上でも大丈夫ということでよろしいですか?

相談者様のご理解の通りになります。
何度もありがとうございます。
また相談があればよろしくお願いいたします。
本投稿は、2022年10月19日 15時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。