現金出納帳とついてご質問です。
複数ご質問、失礼します。
今年の6月から個人事業主になり、青色申告をしております。
(やよいの青色申告オンラインを利用しております)
恥ずかしながら色んなことが無知で、現金出納帳をつけておりませんでした。
経費や売上などはつけてきました。
開業当初、プライベートと事業用で口座をわけておらず、通帳はスマホで見れるeco通帳を利用している為、この日にいくら引き出し、いくら入ってきた等はわかるのですが、開業日からつけるとして当初の残高を今から逆算してきちんと計算するには自信がありません。それでも開業日の残高は必要でしょうか?
10月から口座を別にする予定ですが、
もし現金出納帳を手書きする必要があれば、
その時点でのプライベート残高と
新たに作る口座をわけたとゆう主旨を
どのように書けば良いでしょうか??
あともう1つ、現金出納帳と預金出納帳の違いがわかっておりません。 。
後で開業当初の資料みたいのものを見返すと、
備付帳簿の欄に、青色申告のためにどちらも必要と記載されておりました。
沢山ご質問してしまいすみません。
ご教授お願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
青色申告のためには、現金出納帳と預金出納帳の両方を正確につけることが推奨されています。これにより、現金と銀行口座の取引が明確に管理され、税務上のトラブルを避けやすくなるからです。
1. 開業日からの残高について:
開業日からの残高はできる限り正確に記録することが理想的ですが、もし当初の残高を正確に把握することが難しい場合は、現在の口座残高から過去の取引記録を遡って確認し、可能な範囲で逆算することが有用です。また、明確に残高の計算が難しい場合は税理士や会計の専門家に相談するのも一つの方法です。
2. 口座を新たに分ける主旨の記載:
10月から口座を分ける際には、例えば「10月○日に新たに事業用口座を開設し、以後事業用取引はこの口座を利用する」などと日付と共に記載すれば、事業用とプライベートの資金を明確に分離する意図が示せます。その開始残高やプライベート口座からの出金を具体的に記載することで、より透明性が担保されます。
3. 現金出納帳と預金出納帳の違い:
現金出納帳は、実際の現金の入出金を記録し、現金残高を管理するための帳簿で預金出納帳は、銀行口座での預金の入出金を記録する帳簿で、これは銀行取引の管理に役立ちます。銀行口座への入出金を明確に記録することで、口座ごとの残高を整理し、経理の整合性を保つことができます。
このような帳簿作成は青色申告の際に求められる法定帳簿の一部であり、きちんとした管理が必要です。特に事業開始時に口座が区別されていない場合は、記録の正確性が問われるため、適切な対応が求められます。
とても分かりやすいご回答ありがとうございます!
モヤモヤしていたものが少し楽になりました。
新たに現金出納帳の記帳についてご質問なのですが、
どこまでを記帳するのでしょうか??
口座の入出金全てとゆう事は、クレジットカードの引き落とし分や、例えば家賃や光熱費の引き落とし分なども記帳するとゆうことでしょうか??

石割由紀人
口座の入出金全てとゆう事は、クレジットカードの引き落とし分や、例えば家賃や光熱費の引き落とし分なども記帳するとゆうことでしょうか??
↓
これらは現金出納帳ではなく、預金出納帳に記載します。
そうゆうことなのですね!
何度もすみません。
最後にもうひとつ質問失礼します。
デビットカードを利用して買い物を済ませる事が多いのですが、デビットカードは現金かクレジットカード
どちらの部類に入るのでしょうか?

石割由紀人
デビットカードは、主に「現金」と「クレジットカード」の中間的な性質を持っていますが、法的および実務的観点からは「現金払い」に分類されることが多いです。以下にその理由と詳細を説明します。
即時決済の特性
デビットカードは買い物の際、利用額が即時に銀行口座から引き落とされます。これは現金払いと同様の特性であり、支払いがその場で完了するため、通常、現金取引として扱われます。
与信の利用なし
クレジットカードはその名の通り、カード会社が利用者に対して与信を与え、後日請求される形になります。対して、デビットカードは即時に口座からの引き落としが行われるため、与信の提供がないという点で現金取引と扱われることが一般的です。
会計および税務処理
一部の会計処理上、デビットカードでの支払いは現金取引として扱われます。また、税務上の処理についても、デビットカードによる決済は現金ベースで認識されることが多く、これが会計上の「現金」として扱われる一因となります。
とても詳しく、わかりやすいご説明に感謝致します。
沢山のご質問にご回答頂き、ありがとうございました。
本投稿は、2024年09月25日 07時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。