副業の確定申告、開業届、青色申告について
質問失礼致します。
本業とは別で、
副業で、出張リラクゼーションサービスに登録をし(エステ、もみほぐしなど)を個人事業主として考えています。
①この場合、開業届は、
副業年間売上20万以下の場合は、
開業届を提出しなくても大丈夫ですか?
年間売上20万以上になってならの
開業届提出でも大丈夫なのでしょうか?
②
副業収入の場合、青色申告の申請は必要ないでしょうか?
白色申告、雑所得として、申告してよろしいのでしょうか?
また、副業収入、どのくらいの金額になった時に、
青色申告が必要でしょうか?
③
帳簿の付け方を知りたいのですが、
報酬から大体34%位の手数料が引かれるのと
振込手数料(税抜)150円
保険手数料(税抜)300円
決済手数料(税抜)300円
この四つの手数料金額から消費税10%
も引かれます。
例えば、
10000円の売上から報酬手数料34%
上記の振込手数料、保険手数料、決済手数料
を含み、そこから消費税10%を引いたら
合計3575円、引かれます
よって、報酬額は6425円になります。
この場合の帳簿の付け方、勘定科目なども
教えて頂けますと助かります。
長くなって申し訳ありません。
回答よろしくお願いします🙇
税理士の回答
こんにちは。
①開業届は事業所得に該当する場合に提出が必要となるものですので、副業程度の活動であれば提出は不要です。
②副業所得であっても一定の要件を満たすことで事業所得として青色申告をすることができます。雑所得として申告することができる金額に制限はありませんが、事業所得として申告をする方が税負担が軽くなりますので検討されてみるのが良いでしょう。雑所得として申告をする場合には白色申告となります。
③
支払手数料 ××× 売上×××
支払保険料 ×××
決済手数料、振込手数料、報酬から引かれる手数料は支払手数料勘定に記載するのが良いでしょう。
①ありがとうございます。
②副業年間所得、20万でしたら、確定申告は必要ないでしょうか?また、年間副業所得が30万から
40万くらいですと、白色申告、雑所得より、青色申告の方がよいでしょうか?
③
仕訳は
決済手数料、振込手数料、報酬から引かれる手数料の3つをまとめた金額で
貸方 支払手数料 借方 売上
と仕訳をし、
セラピスト保険として引かれるものは
貸方 支払手数料 借方 なし
こちらであっていますでしょうか?
②副業所得が20万円以下であれば所得税の確定申告は不要です。しかし、そのような場合であっても住民税の申告は必要となりますのでご注意ください。
④保険料については、支払保険料として別の勘定科目にするのが良いでしょう。また、実際の手取額についての計上も忘れないようご注意ください。
支払手数料(3つの合計額) 売上(総額)×××
支払保険料×××
現金(普通預金)×××
細かな説明ありがとうございました🙇
とても勉強になります。
②住民税の支払いは、
市役所で行う形でよろしいでしょうか?
④
青色申告の場合は、教えて頂いた
複式帳簿で良いかと思いますが
白色申告、雑所得の場合でも、
教えて頂いた、複式帳簿でよろしいでしょうか?
住民税の申告はお住まいの市区町村の役所で行うことができます。
白色申告となる雑所得については帳簿の記帳義務はありません。
ただし、一定の金額以上の所得が生じる場合には、領収書等の証憑の保存が必要となります。
事業所得として申告する場合には、単式簿記、複式簿記のいずれかの方法による記帳が認められますが、税制上の優遇を最大限に受けるためには複式簿記による記帳が求められます。ご自身の知識等や手間を考慮して記帳方法を選択するのが良いでしょう。
本投稿は、2025年04月18日 00時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。