個人で業務委託を始める時の注意点についてご相談
ソフトウェアエンジニアをしている者です。
以前の業務の繋がりで仕事の依頼があり、副業として個人事業主で業務委託を受ける事を考えています。
会社には出来れば知られずにおきたい事もあり、この形で仕事を受け、青色申告して副業分の納税は自分で行うつもりで居ます。
状況としては、これから業務委託契約を結ぶところです。稼働時間で多少の増減はありますが、35万円/月の目処で、半年程度は継続の見込みです。実際の支払いは年明け1月からの見込みです。
今後、開業届を出し、青色申告承認申請書を出し、青色申告を行う想定です。
相談内容としては大きく2点です。
1.全体として、進め方に問題は無いか。
2.青色申告するに当たって、主にお金のやり取りに関して、必要な書類、証跡はどんな物があるか。
他にも、お気付きの点等ございましたら、ご指摘いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

1.本業が給与所得であり、業務委託が副業であれば、開業届、青色申告承認申請書の提出は難しいと思います。今後、片手間ではなく継続的に、反復的に事業的規模で業務委託の仕事をされていくのであれば、開業届、青色申告承認申請書の提出は可能だと思います。
2.青色申告での特別控除55万円(電子申告の場合は65万円)の適用を受けるためには、複式簿記による貸借対照表の作成が必須になります。簡単な会計ソフトでの記帳(データ入力)をするのが良いと思います。会計ソフトであれば、現金出納帳、仕訳帳、総勘定元帳、損益計算書、貸借対照表等の帳簿は問題なく作成できます。なお、領収書等の証憑はきちんと保存する必要があります。
本投稿は、2020年12月04日 17時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。