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記帳の際に源泉徴収前の金額を入れるのはなぜでしょう?

確定申告の開始が目前ということで質問させていただきます。私はフリーランスのピアノ講師です。初歩的なことでお恥ずかしい限りですが助けていただけたらと思います。

「記帳の際に源泉徴収前の金額を入れるのはなぜでしょうか?」
お恥ずかしながら、今まで記帳の際に実際に手元に入った金額(源泉徴収後)を入力してしまっておりました。
源泉徴収後の金額で確定申告をしてしまうと、余分に税金を払う形になってしまうのでしょうか?
またfreeeという確定申告アプリを使用しておりますが、記帳の際はどのように入力すればよろしいでしょうか?
借方貸方、など難しい用語だらけで苦戦しております。

そのあたりが調べてもよくわからずお聞きしたい点でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

税理士の回答

 回答します
 
 源泉所得税は、その収入に対し前もって所得税額を納税する制度であるため、源泉徴収前の金額が収入金額に該当します。
 源泉徴収後の金額で確定申告することは誤りになります。

 仮に10万円の収入で1万円の源泉所得税があった場合は
  現金    9万円 /収入(売上) 10万円
  仮払税金※ 1万円 /           という仕訳になります。 
   ※ 仮払税金は、事業主貸勘定でも可能です。
 
 この源泉徴収された所得税額は、確定申告の際に年税額から控除することになります。

 蛇足ですが
 借方貸方と聞くと確かに分からなくなります。
 借方は、か「り」の払いが左に来るので左側
 貸方は、か「し」の払いが右に来るので右側に書く と覚えてもいいです

 また、相手勘定を「現金」に置き換えて、現金が出て行くときは「現金」勘定は右側に、現金が入るときには「現金」勘定は左側になると覚えても良いと思います。(相手勘定は反対側)
 【例えば】
  仕事をしたが、入金は来月になる場合、
  一旦現金入金があったと仮定した時には
   (借方)現金 /(貸方)売上 となります。
  そして、本当は入金が翌月になるのため現金を「売掛金」に変更すると
   (借方)売掛金 /(貸方)売上 となります。
  分からなくなった時には、一回このように考えても良いかもしれません。

 参考までに

本投稿は、2022年02月14日 16時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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