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白色申告から青色申告する際の期首残高設定について

業務委託で美容師をしています。
昨年は白色申告をしましたが、今年度は青色申告をしようとやよいの青色申告オンラインで準備していました。

報酬の振り込み口座やクレジットカード決済の引き落とし口座は個人的なものを利用していて特に事業用に分けていません。

施術時に使用するスタイリング剤や店内で不足している材料を購入する程度なので事業用の現金も特に用意せずプライベートの現金やカードで購入していました。

その為、期首残高の設定でどうすればいいか分からず0で入力してみました。
取引は全て入力済みで貸借対照表などの金額にもマイナスはなく、前期繰越も0になっています。

①この場合でも青色申告55万円または65万円の控除は適用されるのでしょうか?
上記申告を受ける方は必ず設定して下さいと記載されていたのですが大丈夫なのでしょうか?

②一応今年からはクレジットカードをもう1枚作り、報酬振り込みの個人口座に一定の金額を残して事業用にしようと思っていますがそれで大丈夫でしょうか?

税理士の回答

 大丈夫ではありません。

 今回の申告で、少なくとも報酬振込用の口座については事業用口座として取り扱う必要があります。
 
 すなわち、報酬振込用の口座の1月1日現在の通帳残高を普通預金の期首残高に設定し、その口座の動きをすべて記帳して、12月31日の通帳残高に、帳簿の期末残高に一致させる必要があります。

 それができなければ、65万円の控除は難しいと思います。

早速ご回答いただきありがとうございます。

報酬振込の口座はプライベートでも利用しているのですが、私用の引き出しやカード決済などは事業主貸等で全て取引を入力して残高を合わせれば良いのでしょうか?

暫く通帳を記帳せずにいたので、前年9月から3月まで合算記帳になってしまっていて、1月の残高の詳細がわからないのですが、そこも銀行やカード会社に問い合わせて確実な数字を入れなければいけないのでしょうか?

①私用の引き出しや、私用のカード決済は、

(借方)事業主貸 ××× (貸方)普通預金 ×××

と処理をして、普通預金の帳簿残高を通帳残高に合わせる必要があります。


②銀行の支店に通帳を持って行って、合算記帳分の明細を請求すれば出してくれると思いますので、それを入手して、記帳をしていき、12月31日の通帳の残高に、帳簿残高を合わせる必要があります。

本投稿は、2022年02月20日 21時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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