扶養の範囲内で株取引は可能でしょうか?
主人の扶養範囲内でパート勤務をしています。私の年収は110万円です。私名義の証券口座で特定口座源泉徴収ありで配当金や株の売買をして利益が出た場合、扶養から外れますか?昨年末に5年経過するNISA口座の株を売却しました。あと、不動産クラウドファアディングで10万円程度の配当金もあります。
無知な為、教えて頂きたいです。
どうぞ宜しくお願いします。
税理士の回答

石割由紀人
ご主人の扶養についてですね。まず「扶養」には税法上と健康保険上の2種類があります。
税法上の扶養(配偶者控除・配偶者特別控除)は、ご自身の合計所得金額が48万円以下(年収103万円以下)なら満額の控除が受けられます。パート収入110万円の場合、給与所得控除後の金額は55万円。これに株取引の所得と不動産クラウドファンディングの配当金10万円(雑所得)が加算されます。合計所得が48万円を超えると配偶者控除は受けられませんが、所得に応じて配偶者特別控除が適用される可能性があります。
健康保険上の扶養は、一般的に年収130万円未満が条件です。年収110万円なので基準は満たしていますが、株取引や不動産クラウドファンディングの所得も含まれるか、ご加入の健康保険組合に確認が必要です。NISA口座の利益も同様に確認しましょう。
ご回答して頂きありがとうございました。
証券口座は特定口座で源泉徴収ありですが、この場合NISA口座の株を売却した場合も利益は所得になるのでしょうか?
あと、投資一任契約(特定口座)で毎月積立をしています。今のところ積立をしているだけで、引き出しや解約は考えていません。この場合、毎年利益が出ていても所得にはならないでしょうか?引き出しや解約をした場合は所得になりますか?
ご回答よろしくお願いします。
本投稿は、2025年02月06日 23時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。