画家の開業、確定申告について
私は数年前に教員を早期に退職しその後は同じく教師をしている妻の扶養に入って現在は絵画の制作に専念しています。今期は、たまたま注文制作2件があり160万の収入を得ました。短い期間ですが公立学校の講師をした給料が100万あり、合わせて260万になりました(どちらも源泉徴収されてます)。ただし今年以降の継続的な収入の見込みは今のところ全くありません。このことを踏まえていくつか相談いたします。
①開業届は出すべきでしょうか?確定申告期限の3/15まであと2ヶ月もありませんが、今から開業届を出して青色申告できるのでしょうか?
②年金や健康保険の支払いなどで、扶養から外れてしまうのではないかと不安です。
<補足>
画材費、アトリエ維持費や設備費、展覧会に関わる経費、宣伝費などに80万ほどかかっています。数年前にアトリエの前に建てた作品保管用の小屋は200万ほどかかりましたが、設備費などには入れないで計算しています。扶養に関しては、一時的な収入の場合には扶養から外れない、とのことのようなので、年金や健康保険に関して、地元の学校共済組合に相談したところ、一時的な収入ということになるでしょう、とのことでした。
扶養のことと関連して、開業届や確定申告など、ハードルが高くてとても不安です。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

竹中公剛
開業届を出すべきでしょう。
青色申告承認申請書も出してください。-650,000円の控除を求めるべきでしょう。税理士を探してください。得すると考えます。
給与所得100-55=45万
雑収入or事業所得160万-80-小屋の償却費
でも、
今年扶養から外れるかどうかは、奥様の社会保険の担当とお話しください。
理由・・・上記で開業といいましたが・・・開業すると奥様の扶養から外れるとのこともありますので・・・奥様の社会保険の担当者にまずは聞いてから・・・上記の開業届などは、考えてください。
雑所得で、一時的ならば、外れないこともあります。
損得が第一です。
竹中公剛様
ご回答ありがとうございました。
開業届の場合の扶養について、税務署(税制上)と公立学校共済組合(年金、健康保険)に改めて問い合わせたいと思います。小屋の償却費を含めるとのことでですが、建てたのは3年ほど前になります。そのことと合わせて「開業」自体をいつにするべきか、、、。重ねて質問になり恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。

竹中公剛
公立学校は、開業届を出した場合には、健康保険から抜けないといけない可能性が、大きいです。
そのことを考えると、雑所得が良いのかとも思います。
でも、認めていただければ、650,000円控除が・・・開業届・青色申告承認申請書の効果は魅力です。
開業届は、出すとすれば、昨年1月1日でも良いのでは?
青色は、R4.1.1からでしょう。
小屋の償却は、開業から償却したらよいのでは・・・。多少間違いかもしれませんが・・・。
小屋でしたら・・・10年くらいになるのでは・・・償却年数は・・・。
頑張ってください。
竹中公剛様
ご丁寧なご回答ありがとうございました。
開業届と扶養の関係については改めて関係機関に問い合わせたいと思います。
本投稿は、2022年01月22日 17時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。