アルバイトの収入が103万を超えた場合と節税対策について
来年度大学2年生になる(現在2023/02/13時点は大学1年生)大学生です。
アルバイトをしているのですが、比較的時給が高いため、年間の収入計画を立ててみたところ103万円を確実に超えてしまいそうです。
そこで、103万円を超えた場合親の扶養控除が外れてしまうというのはわかっているのですが、扶養控除が外れた場合、親にはどの程度税金が増えてしまうのでしょうか?親の仕事は自営業で年収はおおよそ430〜500万程度だと思います。
その点を踏まえた上で、もしも自分自身が103万を超えて働く場合は逆にどの程度収入を得ると親の扶養を外れた分も考えて税金面で損をしなくなるのでしょうか?
また、勤労学生控除については普通の大学に通っている大学生でも申請することにより控除を受けることができるのでしょうか?
これらの点を踏まえまして、実施できる節税対策や、103万円を超えてしまった場合の自分自身が負担する税金や保険料等についておおよその目安で構いませんので、教えていただけるとありがたいです。
質問が多くなってしまい、申し訳ないですが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が以下の様に増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x10%=63,000円
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
3.相談者様の税金
年収が130万円以下であれば、勤労学生控除を受けられ所得税は非課税になります。また、年収が124万円以下であれば、住民税の所得割は非課税になります。しかし、年収が100万円を超えると、住民税の均等割(5,000円)は課税になります。なお、年収が130万円ぐらいであれば、親の負担を埋めるだけの手取額は得られると思います。
ご回答いただきありがとうございます。
つまり、親の税負担額が108,000円程度増えるということなのでしょうか?

相談者様のご理解の通りになります。
本投稿は、2023年02月13日 18時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。