扶養親族の年金額について
年末調整を行っていますが、従業員の扶養に入っている70歳以上のお母様が年金を受け取っており、扶養控除等申告書の扶養親族の「所得の見積額」に79万円と記入しておりました。
従業員の中でいつも数名は所得と年収を間違えて記入してくる人がいるため念の為確認したところ「年金は母親に任せている。年金の通知書のようなものにその金額が書いてあったからそのまま記入したようだ。母親に聞いてもよく分からないし、俺も分からない」と言われてしまいました。
所得額が79万円だと扶養控除から外れてしまいますが「年金の通知書をそのまま写した」ということは年金収入が79万円ということなのか…。
通知書のコピーを提出してもらうべきか悩んでいます。
お恥ずかしい話ですが、年金の相場(その方々によりますが)が分からないためどう考えて良いものか分かりません。
この場合、通知書のコピーをいただくことが一番でしょうか。他の方のコピーはいただいてないのにその人だけもらっていいものかと…。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
こんにちは。
あくまで扶養控除等申告書等に記載された情報を元にして年末調整をすることとされていますが、不明確なことがあればしっかりと確認してから調整するのが良いでしょう。
年金の額は十人十色ですので確認されるのがよろしいかと思われます。
ご返答ありがとうございます。
所得者である従業員がいまいちな反応だったため、どういった方法で確認してもらうべきか迷っておりました。
再度確認しても「たぶん」とか「らしい」ばかりで…。
どこまで確認し、どこまで踏み込んで良いものか迷いどころです。
プライバシー等の問題から資料の確認が難しいこともあるでしょう。
そのような場合には扶養控除等申告書に記載の金額で年末調整するほかありません。後で税務官庁に指摘された場合にはその従業員の方が修正申告、あるいは、更正の請求をすることになりますので、その旨を説明しておくのが良いでしょう。
本投稿は、2024年12月16日 20時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。