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大学生 親の扶養内 103万超えた

親の扶養に入っているにも関わらず103万を超えてしまいました。(超過額6200円)
<現状>
私は現在4社を掛け持ちしています。うち3社からは、源泉徴収されており、1社は源泉徴収されていないです。その源泉徴収されていない会社から、過払い金分の6万円前後を会社に返金し源泉徴収票を発行してもらうと,私の年間所得はおそらく103万を超えない。
<解決策の質問>
現状から、とりあえず会社に6万円前後を返金し源泉徴収票をもらい、全ての掛け持ちバイト合わせて4社の源泉徴収票をもとに個人で確定申告を行おうと考えています。
こうすることで、問題なく扶養内の103万収入ということで、親に納税の負担はかからないでしょうか?
<<<できたらいいな>>>
親の納税負担がかからないことが第一優先です。しかし、可能なら源泉徴収分も回収出来たらと考えているのですが、この場合回収は可能でしょうか?
(源泉徴収額も合わせると103万は優に超えてしまいます)

税理士の回答

こんにちは。
給与として支払った金銭を返金することで給与所得を引き下げることはできないものと思われます。
そもそも、労働の実態がある以上、給与として支給された事実は変わることはありません。この場合に返金をしたとしても、それは給与の返金ではなく、お勤め先への寄附とされるでしょう。
事実を捻じ曲げてまで数字の調整を図ると脱税行為につながり、通常の税負担以上の出費が予想されます。
ご両親の確定申告も必要となりますので、素直にご両親に伝えるのが得策でしょう。

丁寧で分かりやすいご回答ありがとうございます。私の場合、自身の納税額と親の負担になる納税額はどれほどになるでしょうか?概算を教えていただけますでしょうか。

質問者様は定額減税の対象となりますので所得税は0円かと思われます。

ご両親の税負担は、ご両親の所得税率により変動しますが、一般的には20%程度かと思います。その場合、63万円×20%=126,000円程度の所得税の税負担が生じます。
さらに、すでに適用を受けている質問者様の分の定額減税が取り消されますので、3万円の負担増です。つまり156,000程度となります。
これとは全く別に、住民税として45万円×10%=45,000円と、
定額減税が1万円取り消されますので、55,000円の負担増です。
結果として、一般的な所得のご両親であれば、20万円以上の負担増となるでしょう。高所得のご両親であれば、負担額はさらに上がります。

本投稿は、2025年02月20日 22時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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