扶養の壁について。
現在、21歳の大学生です。
10/20時点で年収が114万円程です。
家族構成は、父、母、社会人の兄がいます。
扶養の壁と言われる123万円を超える場合、どのような税金をどれほど支払う必要があるのでしょうか。
また、越えてはいけないラインなどあったら教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
税理士の回答
扶養の壁は、超えてはいけないのではなく、超えたら扶養控除が受けられなくなる境です。超えたら、控除が減りますから、税負担等が増えるだけで、いけない訳ではありません。
ただ、今年から新設された特定親族特別控除により、12月31現在で年齢19歳以上23歳未満であれば、123万円を超えても、150万円までは扶養控除と同額の控除があります。ただ、扶養には該当しないため、扶養控除とセットとなる障害者控除(扶養親族が障害視野の場合)は受けられません。
扶養親族本人というか、今年から所得税の課税最低限(所得控除が基礎控除のみの場合)は160万円になりましたので、給与収入160万円以下の者は所得税が発生しません。
123万円を超えた場合、扶養者の税負担ですが、現在21歳ならば、特定親族特別控除により控除があるため、世帯年収が増えたけど、税負担が増えて手取りが減るという現象は起きにくくなったので、壁は意識せず働いても良いと思います。少なくとも、特定親族特別控除は、手取りが減るため働かないというのを防止する効果があります。
特定親族特別控除の対象年齢である19歳以上23歳未満は、壁を意識する必要はないと思います。
ご返信ありがとうございます。
今のところ130万円まで稼ごうと思っています。バイトを複数掛け持ちしているのですが、確定申告などしなければいけないでしょうか。
また、父が自営業なのですが、必要な手続きや提出書類はありますでしょうか。
加えて現在、奨学金を借りているのですが何か影響などございましたらご教授お願いします。
父が自営業なら、国民健康保険ですよね。
国民健康保険には、扶養の制度がないので、130万円は意識する必要はないです。
奨学金については分かりません。
本投稿は、2025年10月20日 22時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。






