勤労学生控除と親の負担について
勤労学生控除と親の負担について聞きたいです。
18歳の高3です。アルバイトで130万円まで働きたいと考えているのですが、勤労学生控除を使うとどのくらい控除されるのでしょうか？130万円を超えないように、129万円まで働く予定です。
また、親の負担がかかると聞いたのですがどのくらいの金額がかかってしまうのでしょうか？
参考までに、世帯主(父)の昨年の総所得金額は約410万円です。
あと、この納税以外にも保険や扶養手当などのお金についてと、結果的に損になってしまうのか、どのくらいのお金が出ていってしまうのかなどについても知りたいです。こちらも参考までに父の勤め先は中小企業の下の方だと思います。よろしくお願いします。
税理士の回答
1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養を外れ、親は扶養控除(所得税38万円、住民税33万円)を受けられなくなり税負担が増えます。なお、相談者様の年収が103万円を超えてしまえば、勤労学生控除を受けても親の税負担は変わりません。
2.親の税負担増(年税額)
(1)所得税 扶養控除額38万円x10%=38,000円
(2)住民税 扶養控除額33万円x10%=33,000円
3.相談者様の年収が130万円以下であれば、勤労学生控除を受けられます。この控除を受ければ、所得税は非課税になります。住民税については、未成年の場合は、合計所得金額が125万円以下であれば、非課税になります。
4.社会保険については、未成年の場合は、社会保険加入の対象外になると思います。親の扶養内になると思います。
5.扶養手当については、親の会社の規定になりますので、親に確認をされた方が良いと思います。
本投稿は、2020年09月11日 10時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。
