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一人暮らし大学生の税金について

私は一人暮らしをしている大学生です。まだ親の扶養に入っています。
しかし、生活費を全て自分で払っていて十分に生活できるまで働くと年間130万を超えてしまいます。実際130万を超えると親の税金や自分の税金がどうなるのか、請求はどうくるのか知りたいです。また、もし仮に200万以上稼ぐとなってしまった場合、何が変わるのか教えていただきたいです。

税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担(年税額)
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
親の年収が分からないため所得税の税率は20%と仮定します。
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
所得税は、相談者様が扶養を外れた月から増額します。住民税については、翌年6月から増額します。
3.相談者様の税金(130万円を超えた場合の年税額)
収入金額1,300,001-給与所得控除額55万円=給与所得金額750,001
(1)所得税
750,001円-基礎控除額48万円=課税所得金額270,000円(千円未満切捨)
270,000円x5%=13,500円
(2)住民税
750,001円-基礎控除額43万円=課税所得金額320,000円
320,000円x10%=32,000円
所得税は毎月の給料から控除されます。住民税については、特別徴収であれば、翌年の6月から毎月の給料から控除されます。
4.年収が200万円を超えることになった場合は、所得税、住民税の額が増額します。また、年収が130万円以上になると社会保険(健康保険、年金)の支払が出ると思います。

本投稿は、2021年06月01日 14時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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