扶養控除を外れた場合の自身と親の税負担額について
22歳大学生です。
現在、アルバイトとは別に長期インターンを始まるか迷っています。
ただ、もし始めた場合、年収が200万円程となると想定されます。
この場合の自分が払う、所得税と住民税、社会保険料がいくらで、どのタイミングで納めるのか、
また、扶養控除から外れる場合の親の税負担額がどれ位増えるのか教えて頂きたいです。
親の年収は1,000万円です。
よろしくお願い致します。
税理士の回答
1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が以下の様に増えます。
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
2.相談者様の年収が200万円の場合、所得税等は以下の様になります。
収入金額200万円-給与所得控除額68万円=給与所得金額132万円
(1)所得税
132万円-基礎控除額48万円=課税所得金額84万円
84万円x5%=42,000円
(2)住民税
132万円-基礎控除額43万円=課税所得金額89万円
89万円x10%=89,000円
所得税については、毎月の給料から控除され年末調整において精算されます。あるいは、確定申告にいて精算されます。住民税については、特別徴収(給料天引)でなければ、翌年の6月に納税通知書がご自宅に送付されます。社会保険については、学生の場合は加入条件を満たさなければ国保加入になると思います。保険料については、市区町村の健康保険課に確認をされるのが良いと思います。
本投稿は、2021年08月13日 21時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。
