税理士ドットコム - [扶養控除]収入が103万を超えた時の税負担について - 1.相談者様(19歳-23歳)の年収が103万円を超えると...
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収入が103万を超えた時の税負担について

「収入が103万を超えた時の税負担について」

 アルバイト収入が103万を超えた際、親の税負担額が増加しますが、どのくらい増加するのでしょうか。
 親の年収は600万前後です。
 また、103万を超えた際の控除が受けられなかった分の税金はいつから払うようになるのでしょうか。
(年末調整でまとまって支払うのか、月々の給料から支払うのかです。)
よろしくお願いいたします。

税理士の回答

1.相談者様(19歳-23歳)の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x10%=63,000円
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
3.所得税については、相談者様が扶養から外れることが確実になった時点で親が勤務先に扶養控除等申告書を再提出して相談者様を扶養から外した月から払うことになります。住民税については、翌年の6月からの特別徴収額から払うことになります。

出澤様
お忙しい中、ご回答いただき誠にありがとうございます。

丁寧にご回答いただき、悩みを解決することができました。

最後にひとつだけお聞きしたいのですが、他サイトで親の年収が330万〜695万までは所得税にかかる税率が20%だと拝見しましたが、これは間違いなのでしょうか。

課税所得金額に対する所得税の税率は、年収の金額だけで正確に判断すのは難しいです。納税者の配偶者控除、扶養控除、社会保険料控除やその他の控除の金額により、10%-20%になると思われます。

参考になりました。
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。

本投稿は、2021年09月29日 11時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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