住宅取得控除について
3年ほど前にマンションを購入し、毎年確定申告で住宅取得控除を受けています。
今年も申告しようと思っていましたが、事情が変わったため、対象かどうかをご教示いただけますか。
【購入時の状況】
独身(離別)、扶養親族(子供2人)
マンションに3人同居
【現在の状況】
本人(再婚)、配偶者、扶養親族(子供2人)
マンションに扶養親族(子供2人)のみ居住
別マンション(賃貸)に本人と配偶者が居住
購入したマンションが40㎡と手狭なため、4人で居住するのが難しく仕方なく別部屋を借りています。
また、配偶者が仕事の関係で転勤することになった場合、本人はまたマンションに戻る予定です。
このような場合、購入者本人がマンションに戻るまで住宅取得控除を受けることは出来ないのでしょうか。
よろしくお願いします。
税理士の回答

石割由紀人
現在の状況では住宅取得控除を受け続けることは難しいかもしれません。住宅取得控除は、本来購入者本人がその住宅に居住していることが条件となります。しかし、ご質問のケースでは、購入者本人と配偶者が別の賃貸住宅に住んでおり、購入したマンションには現時点で居住していません。
ただし、控除の適用に関する税法は、住宅取得後一時的に居住していない場合でも、将来的に戻る意思がある場合には特例を認めるケースもあります。例えば、購買者がその物件に将来的に再度住む計画が明確にあることを、税務署にしっかりと説明し確認することが重要です。具体的には、配偶者の転勤に伴う一時的な離脱であり、転勤先が落ち着いた後に再び居住する具体的な理由や計画を税務署に提示することが考えられます。
したがって、実際には税務署に相談し、状況を詳細に伝えることで、控除が継続できる可能性もあります。ただし、そのためには、必ず現況を証明できる書類や具体的な再居住計画が求められる場合があります。
難しい質問にもかかわらすご回答いただきありがとうございます。
ダメでもともと、確定申告の際、税務署に相談したいと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2024年11月13日 09時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。