住宅ローンの一括返済を配偶者が行う場合
お世話になります。夫所有の土地に注文住宅を建設予定です。夫は外国人で永住権なし。土地は夫が現金で購入。建築に6000万程度かかりそうです。
私(妻)の単独名義で5000万程度の住宅ローンを借入し、残りは夫の預金および夫の両親から非課税の範囲内で援助をしてもらおうと思います。この場合、住宅の所有は妻と夫の名義になるはずですが、妻:夫で5:1の所有割合になるかと思います。
今後、金利の急な上昇があり、夫の海外預金を使用して一括返済などをする場合はやはり夫から私への贈与という事で税金が発生するのでしょうか? なるべく贈与税を避ける方法はありますか?
税理士の回答

貴殿のご見解のとおり、一括返済の時に夫から全部返済してもらうと、贈与になります。
贈与税は金額が大きいほど税率が上がりますから、基礎控除110万円の範囲内で(もしくは、税率が低い範囲内で)、毎年、一括返済のための資金贈与を受けて妻が貯めておくと、その分は妻自身で返済できることになります。足りない分は結局、夫から妻への贈与にはなりますが、大きな贈与税のダメージを減らすのに、一考かと思います。
早速のご回答ありがとうございます。一括返済をする際に所有割合の変更などで贈与税を避けることはできないでしょうか?

その場合は、移転する持分を譲渡したことになりますから、適正時価で売却すると贈与税は課税対象外で、所得税の譲渡所得の対象になります。
譲渡所得は、取得費用を差し引いて計算しますから、利益があれば課税になる仕組みです。
回答は以上になります。よろしくお願いします。
ありがとうございます。参考になりました。
本投稿は、2025年06月21日 14時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。