医療費控除 まとめるか、わけるか
子ども二人の矯正で、歯科より医療費控除が適応できると聞きました。
兄弟が二人いるので、どちらも今年にまとめてするか、1人は来年にするか悩んでいます。
仮に収入を600万、1人分の矯正費が50万とします。
まとめて、二人とも年度内にした場合と、年度をまたいで二回に別れた場合、(年収はどちらも600万、矯正は50万と固定して)どちらが税制上お得でしょうか?
税理士の回答

医療費控除は10万円の足切りがありますので、支払いが2年にまたぐとそれぞれ10万円ずつの足切りとなりますので、ご質問の条件だと1年にまとめた方が有利だと思います。
1年まとめた場合→医療費控除対象額90万円
2年またぎの場合→医療費控除対象額80万円
早々の回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

課税される金額が分からないため判断がつきません。
まず、現在の課税される金額はいくらなのでしょうか。
子が16歳以上19歳未満であれば、扶養控除は1人38万円です。
社会保険料控除は、収入の15%として90万円
収入600万円の場合の給与所得の金額は418万円
この場合、課税所得は後、基礎控除48万円だけだとして
418万-38万×2-90万-48万=204万
所得税率は195万円まで5%、超える部分10%
1年で受けると、医療費控除は足切り10万円なので、90万円が受けられるが
10%部分9万円 所得税9,000円
5%部分81万円 所得税40,500円
合わせて 49,500円
2年で受けると、各年医療費控除の足切り10万円なので、80万円が受けられる
10%部分 18万円 所得税 18,000
5%部分 62万円 所得税 31,000
合わせて49,000円
なので1年の方が有利に見えるが、そもそも子が1人16歳未満だと結論が変わります。(10%部分が2年に分けた方が多くなるため)
生命保険料控除など他の控除があるとか、そもそも子は19歳~22歳だとか、いろいろな条件で、課税金額か変わります。
正確に、課税金額が分からないと判断つきません。
本投稿は、2020年09月10日 07時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。