小規模企業共済 退職所得扱いにて解約 税務署宛の退職所得計算方法
小規模企業共済を B共済事由 にて解約する。
この場合の確定申告の計算方法を知りたい。
私は 65歳以上の71歳です。 ほかには退職金や一時所得等はありません。年金のみです。
掛金給付額の合計・残高 17,640,000円 【84万×21年】
B共済事由にて解除 概算額 18,700,000円
この場合の退職金額はいくらになるのでしょうか?
84万円を21年間支払いましたので 1870-1764=116万円 が計算上の退職金になるのでしょうか?
それとも上記の 残高 または 概算額 なのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです
まず、ご質問について小規模企業共済を一時金として共済給付(退職所得となるもの)を受ける事を前提として記載いたします。
退職所得の金額は、原則として、次のように計算します。
(収入金額(源泉徴収される前の金額) - 退職所得控除額)× 1 / 2 = 退職所得金額
この場合の退職所得控除額は加入期間20年超の場合は
800万円 + 70万円 × (加入期間 - 20年) で計算しますので
21年ですと870万円となります。
詳しくはhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1420.htmを参照ください。
只、退職所得は分離課税となっていて、支給する会社(ご質問の場合中小機構)が所得税と住民税を計算した金額を控除した残額についてご本人に支払うこととなります。
従って、通常はご本人が確定申告する事は無いこととなります。
詳しくは加入された中小機構の委託団体にご確認ください。
尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
では、参考までに
回答ありがとうございます。
私が知りたいことは、
収入金額(源泉徴収される金額 - 退職所得控除額)
の項目中の 収入金額 が私の質問に書いた 17,640,000円
18,700,000円
116万円
のどれになるのかを知りたかったのです。
よろしくお願いします。

質問の理解が間違っていたようです。
退職所得の収入金額は実際に受け取る金額となりますので、
B共済事由にて解除 概算額 18,700,000円(実額)
となります。
では、参考までに
返答 ありがとうございました。
理解出来ました。
迅速な対応、返答で大変助かりました。 ありがとう
本投稿は、2018年01月04日 12時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。