同人活動の確定申告で、赤字確定のため今まで何もしなかった場合での申告について
自分は会社員であり、趣味で同人誌を発行する同人活動を行っていました。
同人活動においては今まで本を売った利益に対して交通費等の経費が大きく、赤字になるのが確定していたために何もしてきませんでした。
別口で黒字になるのが確定する副業を行う予定です。
従って確定申告を行う必要が出てきたのですが、今まで申告をしてこなかった人が申告することで普通の人と違う点があったりするのではないのかと恐ろしくなりました。
また数年前の在庫も継続して販売しているので、その点についても疑問点が多いです。
以下の前提条件の元における疑問点の回答はどのようになるでしょうか?
質問内容:
・同人誌の在庫は発注時よりも減っており、発注した時での印刷費の領収書は出せますが、発注時の在庫との差異は申告において問題になるでしょうか?
・問題なく申告するために今やるべきことは何でしょうか?
前提条件:
・初めての活動は4年前から、今でも当時発刊した同人誌をイベントで頒布しているため複数種類の同人誌の在庫があります。
・在庫の管理を怠っていため、確定できるのは今年に入ってからの在庫数のみであり。
参加したイベントごとに何冊売れていたかを確定できません。
同時に帳簿も作成していません。
・領収書は印刷費の領収書と、公共交通機関の領収書を用意可能
・赤字の根拠は一冊の利益(販売価格 - 一冊ごとの印刷費)は一冊数十円であり、全て売れたとしても会場の交通費(往復で数万円)を超えない額となっているため。(さらに全て売れたことは一度もない)
・上記の通り印刷費は印刷費を一括に計上するのではなく、一冊売れるごとに一冊ごとの印刷費を計算して経費とする。(知人は印刷した時に印刷費を一括で計上していました)
・ふるさと納税を納付し、自立支援を利用しています。
・ふるさと納税を納付している関係上、住民税の申告ではなく確定申告をしようと考えている次第です。(控除できる額が減るため)
場合によっては副業の開始を諦めることも検討しています。
もし、そちらの方が問題が起きないのであれば回答として副業の中止を指示いただければ幸いです。
お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
税理士の回答

竹中公剛
・ふるさと納税を納付している関係上、住民税の申告ではなく確定申告をしようと考えている次第です。
住民税の申告だけでは、ふるさと納税の寄付金控除はできないはずです。
在庫数は、常に確定しているので、数は、期首の金額を正確にすること。
一部当たりの金額を、正確に計算すること=原価を正確に出す。・・・これができないのなら、赤字の根拠が出せないので、・・・確定申告には含めるべきでない。と考える。
また、赤字であっても、事業所得とは言えないように思います。ので、雑所得になると考えます。赤字は切り捨て、です。
副業も事業なのかどうかわかりませんが、上記を考えて、行ってください。
本投稿は、2024年06月16日 13時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。