合同会社の解散と清算の手続きや会社口座に入っている金額の振り分けについて
現在、役員1人(私)、従業員なしの合同会社を運営しております。合同会社の解散と清算を行う場合の流れや、申請などについて質問がございます。
・現状で負債や買掛金、法人税などの滞納はありません(無借金経営)
・会社の口座に売上の残高があります。
・最近に確定申告を行い、前年の税金関連は全て支払い済みです
・これまで、役員(私)の報酬はゼロで運営をしておりました。
質問内容
1、解散をする場合の行うべき申請手続きと掛かる費用はいくらになりますでしょうか。
2、清算の手続きはどのようにすればいいのでしょうか。また、別途掛かる費用はありますでしょうか。
3、今回のようなケースの場合、清算した後の残りの金額は全て私が取得する認識でよろしいでしょうか。
4、上記の3で私が取得する際に、どういった手数料、税金が発生しますでしょうか。(社会保険料が掛かったりしますでしょうか。)
5、上記の3で私が取得する際に、個人の確定申告時に勘定科目は何で処理をすればいいのでしょうか。
税理士の回答

矢尾正俊
合同会社の解散と清算の手続き、および会社口座の残高の取り扱いについて、ご質問の内容に沿ってお答えします。
1. 解散の手続きと費用
合同会社の解散手続きは以下の流れになります:
・総社員の同意による解散決議
・解散登記申請(解散日から2週間以内)
・清算人の選任と登記
費用については、数万円~十数万円となるかと思います。
2. 清算の手続きと費用
清算手続きの流れは以下のとおりです:
・財産目録・貸借対照表の作成
・債権者保護手続き(官報公告、2ヶ月以上の期間設定)
・債権の取り立て、債務の弁済
・残余財産の確定と分配
・清算結了の登記
3. 残余財産の取得
ご質問のケースでは、負債がなく、役員報酬もゼロで運営されていたとのことです。この場合、清算後の残余財産は全て出資者が取得することになります。
4. 取得時の手数料・税金
残余財産を取得する際の税金等については以下のようになります:
出資額を超える部分については、みなし配当として所得税が課税されます。
社会保険料は発生しません。
5. 個人確定申告時の処理
個人の確定申告時の処理については、以下のように行います:
・出資額を超えない部分: 「事業主勘定」として処理
・出資額を超える部分: 「配当所得」として処理
本投稿は、2025年01月13日 16時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。