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個人事業主の家事按分の会計上の発生日について

個人事業主です。家事按分で経費計上している家賃、電気代の発生日の扱いについて質問があります。

家賃と電気代についてはプライベートの口座及びクレカから支払い、確定申告(青色です)で家事按分として一部を経費申請しています。
会計処理はfreeeで行なっており、毎月家賃と電気代については以下のように入力しています。

【家賃】私用口座引き落とし、ある時期から口座振り込みに変更
・発生日:口座引き落とし日/振り込み日
・勘定項目:地代家賃
・口座:プライベート資金(事業主借)

【電気代】私用クレジットカード
・発生日:適格請求書に発行日として記されている日付
・勘定項目:水道光熱費
・口座:プライベート資金(事業主借)

家賃は例えば3月引き落とし分は4月分家賃となります。
電気代は3月発行の請求書は1月使用分が記載されています。クレカの利用日は1月末になっていて、引き落としは4月です。
これにより、確定申告の対象年度と実際の家賃・電気代の発生時期にズレが生じます。

発生主義になっていないのですが、毎期同じ処置ですし、会計に占める割合も大きくないので、重要性の原則から支払い日ベースで良い、という情報も目にしました。ただ電気代は請求書に記されてる日付が扱いやすいので引き落とし日ではありません。
問題あれば確定申告の更正の請求が必要となるかと思いますが、この扱いのまま続けて良いでしょうか?

税理士の回答

①電気代については、現状の請求書の日付でも問題ないと思われます。
厳密には発生日で処理するのが適当ですが、おっしゃるように、金額的重要性もなく、すでに請求書日付で処理している以上、それを継続することの方が、継続性の原則から重要だと思われるからです。

②家賃もこのままでいいと思います。
既に1か月ずれており、それを修正するのは難しいと思われるからです。それより、毎月現在の処理を継続するほうが、継続性の原則という観点からは望ましいと思われるからです。

ありがとうございます。ひとまず今の処置で継続して良いということで安心しました。

本投稿は、2025年05月17日 22時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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