トレカの売却における税金について

私自身は、利益目的ではなく欲しいカードを購入し、不要なカードを売っているだけという認識です。

その行為が商売と考えます。
この場合、この50万円に対して税金を払う必要性はあるのでしょうか？

あると思います。

① 結論
年間50万円の売却額があるなら、課税対象になる可能性が高いです。
利益目的かどうかではなく、取引の実態（回数・継続性・金額） で判断されます。
② 根拠
国税庁の取り扱いでは、
反復・継続して売却している
売却額が一定規模に達している
仕入れ ⇒ 売却という流れがある
場合、趣味でも 雑所得または事業所得 と判断される可能性が高くなります。
※「趣味だから課税されない」という考え方は通用しません。
③ 何に課税されるのか
課税されるのは 売却額50万円ではなく“利益部分” です。
課税対象 = 50万円 −（取得価額＋経費）
カード購入代・送料・手数料などを差し引いた後に利益が出ていれば申告が必要です。
逆に、利益がほとんどなければ課税されない場合もあります。
④ 相談者様へのご提案
「商売のつもりはない」ではなく、実態が“継続した売却”なら課税枠に入ります。
50万円規模なら税務署も十分に“転売的実態”として見ます
課税されるのは利益部分なので、購入時のレシート・取引履歴は必ず残しておく必要があります。