業務委託報酬・経費を天引きされている場合の費用証明について
夜職を、Å社と業務委託契約で行なっています。
ヘアセットをB店でツケでやってもらっていて、請求は各個人ではなくB店からまとめてA社へ月間で請求されます。A社が各自が利用した分を、委託報酬から天引きして、B社に支払いをする形です。
報酬明細の例ですが、支給欄が総額50万、控除欄のなかにセット代が3万あるとします。
この3万円が経費であったことを確定申告で証明する(経費を差し引いた47万が収入であった)には、どちらかの会社から領収書かなにかを発行してもらわないといけないとおもうのですが、どちらからどういったタイトルの書類をもらうべきでしょうか?
税理士の回答
竹中公剛
どちらからどういったタイトルの書類をもらうべきでしょうか?
下記記載があるので、下記の店からいただく。
ヘアセットをB店でツケでやってもらっていて
増井誠剛
経費性を最も明確に証明できるのは、実際に役務提供を行っているB店からの証憑です。
本件では、ヘアセットという役務を受けている相手はB店であり、税務上の経費判断も「誰から何のサービスを受けたか」が基準になります。したがって理想的には、B店から
「ヘアセット代として ○年○月分 ○円」
と記載された領収書、または月次の利用明細書(利用者名・期間・金額が分かるもの)を発行してもらうのが最も確実です。
一方、A社からの報酬明細において、
・総支給額
・控除項目としてのセット代
が明確に区分表示されていれば、これとB店の請求体系を組み合わせて説明することも実務上は可能です。ただしA社単独の書類では「実費精算の裏付け」としてやや弱くなります。
整理としては、B店=経費の根拠、A社=天引きの事実確認。この二段構えが最も美しい対応と言えるでしょう。
両先生ともご回答をありがとうございました。
参考にさせていただきます。
本投稿は、2025年12月05日 12時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







