不動産家賃収入の所得税申告について
不動産家賃収入の金額と減価償却費の相殺の計算方法に不明点があり、正しい所得税の支払い金額とその計算方法を知りたいです。
税理士の回答
【結論】
ご質問の記載から、個人所有の賃貸物件の家賃収入を申告する前提にすると、減価償却費は家賃収入と直接「相殺」するのではなく、必要経費として差し引きます。
不動産所得=家賃収入-(管理費・修繕費・固定資産税・借入利息のうち建物等に対応する部分・減価償却費など)です。この不動産所得を給与など他の所得と合算し、所得控除を差し引いた課税所得を基に所得税を計算します。そのため、家賃収入と減価償却費だけでは最終的な所得税額は決まりません。
【理由】
減価償却費は、建物の購入額のうち土地を除いた部分等を耐用年数に応じて経費化するものです。赤字になった場合も、他の所得との損益通算ができるかは、物件・借入金・他の経費の内容で変わります。不安になりやすい部分ですが、まず収入と経費を分けて整理すると計算できます。
次に、①年間の家賃等の収入額、②建物と土地に分かれた取得価額・取得年月・建物用途、③固定資産税、修繕費、管理費、借入金利息の年間額を集計してください。これにより減価償却費と不動産所得を計算し、確定申告書と不動産所得用の収支内訳書に反映します。給与など他の所得や医療費控除等があれば、最終の所得税額はその分も含めて変わります。
本投稿は、2026年08月10日 11時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







