海外口座からの資金移動(その際の申告について9
現在海外口座に資金を有しております。本年4月に旧口座を閉鎖し新たに口座を開設し資金を移動しました。CRS導入にあたり、全ての資金を国内の銀行に移動しようと考えています(国外財産調書は申告していません)2019年確定申告の際4月から国内に資金を移動した時期までの運用情報を基に申告をすれば宜しいでしょうか?
税理士の回答

税務においては、資金移動だけでは何ら申告等は不要です。

資金は海外でも、住所は日本ですか?
4月から国内に資金を移動した時期までの運用情報を基に申告
なぜ、この期間と考えられるのか、理由がわかりませんが、住所が日本にある期間は全世界所得です。
ご質問ありがとうございます。居住地は日本です。

であれば、過去分もそれぞれ運用収益があれば、申告が必要ですね。

5年程、遡って各年毎、期限後申告となりましょうか。

居住地が日本であれば全世界所得が課税対象です。
海外に資金を持っている=海外所得があるではありませんが、海外での所得があるのであれば税務署の指摘を受ける前に申告すべきです。 同じ申告でも、税務署の指摘を受けた後か前かで無申告加算税の率が違います。
具体的には税理士の方にご相談を申し上げた方が宜しいでしょうか?

過去5年間 2013年1月1日~2017年12月31日までの取引履歴をまずは取得頂く。それをそれぞれの運用状況を整理し、日本の所得税に当て嵌め、各年度毎に整理し、税務署への説明資料を準備し、税務署からの問い合わせに対応する。といったことになろうかと存じます。
運用金額、状況に拠りますが、一大プロジェクトになる恐れがありますね。基礎的な整理をご自身でされにせよ、どういった作業が必要になるのかの相談に、スタート前に税理士の方への相談をされないと不安ではありませんか?

税理士にご相談になれば、もちろん、申告の要否、申告するとすれば基本的な資料の準備からご相談者様がお気付きにならない注意点、今後のことについてなど、多くの指導が受けられます。
初回相談無料などのサービスを提供している税理士も多いので、そういったものをご利用になって、その上でお決めになられたら如何でしょうか。
皆様
的確なご意見を頂戴致しまして感謝申し上げます。
本投稿は、2018年07月04日 16時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。