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共同名義の不動産売却後の確定申告について

義兄と持分半分ずつで所有していた不動産を900万で売却しました。
33年前の建売ですが、当時の契約書等書類がなく購入価格が不明です。
登記には、当時、銀行から1020万で借入金が記録としてあります。
取得費をだす方法として、私は土地は市街地価格指数から
建物は標準的建築価額からを選択しました。
そうすると、売却益はマイナスとなりましたので、申告不要と判断しました。
しかし、義兄は、借入金を購入価格と考え、建物の減価償却も計算した上で
譲渡所得がプラスになると判断し、相談なく申告してしまいました。
この場合、私も義兄を同じ計算内容で申告しなければならないのでしょうか?
各々で確定申告の必要がありますが、私が選択した計算式なら申告そのものが必要ないので、出来るならそうしたいです。
ただ、共有名義だった為、片方だけ申告で問題ないのかが不安です。
どう対応すべきか悩んでます。



税理士の回答

共有名義であれば、譲渡収入から取得費と譲渡費用を差し引いた譲渡所得金額を出して、その所得を持ち分割合に応じて按分するという方法が一般的です。
仮に、お二人が別々の計算で申告したり申告しなかったりすると、間違いなく税務署から問合せなり、事実確認があると思います。
取得費が分からない場合の計算方法はいくつか考えられますが、合理的に算定していないと後々、加算税がかかったりしますので、お二人でよく協議して対応されることをお勧めします。

たいへん参考になりました。
アドバイスいただけて良かったです。
私も申告するように準備しようと思います。
どうも有難うございました。

本投稿は、2020年01月28日 18時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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