確定申告における「株式取引の損失3年控除」について
お世話になります。
確定申告における、「株式取引の損失3年控除」について質問です。
(利益がでた年も欠かさず毎年確定申告で3年前まで遡り申告しています)
4年前 -300万円
3年前 -200万円
2年前 +100万円(4年前分と相殺済み)
1年前 ー100万円
当該年 +50万円
この場合、「2年前の+100万円」はすでに以前の損失と相殺しているので、
本年の申告では実質「0円」相当となるはずですが、
そのまま「+100万円」と記入すると繰り越しできる損失が減ってしまいます。
記入・計算の仕方をご教示頂ければ幸いです。
税理士の回答

中島吉央
売り越しできる損失が減るとはどういうことでしょうか?

三浦清勝
今回の申告する前の段階で3年前の200万円と1年前の100万円の合計300万円の赤字が繰り越されています。今回の申告で50万円の利益は3年前の200万円の赤字で相殺され、3年前の赤字は250万円の赤字です。ただしこの赤字が繰り越されるのは今回までで、今回の申告で切り捨てられ繰越ができません。したがって繰り越される赤字は1年前の100万円だけとなるはずですが。
本投稿は、2020年01月31日 18時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。